悪戯神様と天の子の冒険聖書163

この数字はサイコロを転がして下に来た数の累計で北は上に、東は右に、南は下に、西は左に転がす意味である。
つまり4回続けて同じ方向に転がすのはサイコロを一周回すことであり、どの方向でも14加算される。
クヨ様を数字で表すと94、つまりサイコロを転がしてカウントを94にしたら良い。
「ギャース!」
不死鳥は大きな声で鳴き、体から強い光を発した!
霧の向こうにクヨ様が私達を攻撃するために真っ黒な闇の力を溜めておられた。
「行くわよ!!」
「ギャース!!」
私と不死鳥はクヨ様を恐れず心を一つに立ち向かった。
その時神器が一つにまとまった。
不死鳥は綺麗な紅く燃える炎の翼となり私の背中に付いた。
神器は大きな弓矢になった。
クヨ様の闇の弾を翼の風で掻き消し、渾身の力を込めて眩く輝く矢を放った。
「うおおおお!」
その矢は見事にクヨ様の懐を貫き、クヨ様は消えるように立ち去られた。
光が落ち着いたらクヨ様がおられた所に鍵が落ちていてそれは玉座の奥の小部屋に繋がっていた。
その小部屋にはピンク色の大きな巻き貝があって、その前に筋肉もりもりの大男がいて私を見て跪き、
「おお、あなたがアマ様!お待ちしておりました。私は力の神タジカノヌシと申します。この貝の中にテラ様がおられます。アマ様が来られるのを心待ちにしておりました。貝を開けるには私の力の他にアマ様のお力添えが必要なのです。」
私は貝をくまなく調べた。
そしたら暗号みたいな絵が並んでいるのを見つけた。

Q74.暗号を解いてそれを貝に向かって思い切り叫ぼう。

えっと、最初はピースしている人が嬉しそうな顔してて拳出した人が悔しがって、その中央にはすました顔した人の手がハテナで隠されている。
次は朝顔形のカップが湯気を立てている。
最後はチェック柄のハンカチの横に小さなストライプ柄のハンカチが添えられている絵が描かれていた。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a