悪戯神様と天の子の冒険聖書147

この場合、最早何を言っても怒りは収まらない。
だからってこのままでも爆発する!ならば…。
「ノカ様は炎の神であるのなら溶岩の中に潜ったり出来るのですね?」
と尋ねてみたらノカ様は怪訝な顔され、
「勿論だがそれがどうした?」
「一度見てみたいのです。」
「何なんだこんな時にさ!やれやれ潜って頭を冷やせとでもぬかす気か!?」
ノカ様は勢いよく飛び込んだ!
今だ!
ほら、赤いオーラが糸のように溶岩とノカ様を結び付けている!
そこで牙の剣を使うと!
音もなく赤いオーラは切れてノカ様から離れた。
ぽこぽこ泡を立てて溶岩から上がってきたノカ様はケロリとした顔されて、
「何かしたか?」
とお聞きになられた。
怒りの導線が切れたのでしょうね。
しかしすぐに私を睨みつけ、
「何だか知らぬが、お前を見てたらまた怒りが込み上げてきそうだし、行きたいならさっさと頂上へ行くがいい!ただし、間違った方向、逃げようとしたらたちまち焼かれてしまうだろうがな!」
と、そっぽを向いて頂上へ行く道を炎で指し示された。
確かにまた何か思い出して怒りパワーを溜められたら大変!
ノカ様が放たれた小さな炎は舞いながら案内してくれた。
しかし、出口らしきものが複数見えた時炎は分裂して3つの出口の前で各々違う色になった。
右は朱色に、左は青緑に、中央は黄色く燃えている。

Q61.確実に進めるのはどの出口かな? 

ヒントは明日のつぶやきで

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a