悪戯神様と天の子の冒険聖書122

私を見てニッと口角を上げ、
「やっと、会えた!」
その聞き覚えのあるお声はまさかスオ様!?
そのお方はコクリと頷かれた。
「あの、初めまして!私はアマと申します」
と慌てて挨拶したら、
「フォッフォッフォッ!初めましてだと堅苦しい挨拶じゃの。」
なんて背中を後ろに反らして大笑いされた。
「おっとっと、腰が折れるとこじゃった。まぁ良い改めてワシは、スオという風と海の神じゃ。」
私を抱きしめるように両手を広げ、何かを思い出されたように引っ込め軽く咳払いされた。
「おっと、感動のあまり抱きしめたくなってしもうたがテラより先にしてはいかんとのことじゃった。それよりワシの使いトワクスはお前をサポートするために遣わせたんじゃが全く世話が焼ける、頼りなくてすまない。」
と髭を指でつまんで少し情けない表情で会釈された。
「いえいえ助けて頂き有難う御座います!」
私はスオ様よりずっと深くお辞儀したらスオ様はまた声をあげて笑われてしまわれた。
「フォッフォッフォッ!律儀じゃの、誰かさんの言う通りじゃ。さてさてワシがお前に会いにきたのは他でもない、時を待っていると聞いての、このままでは病に伏せっておる者達が手遅れになるから時の神を一緒に呼んでやろうと思ってな。そこでじゃ、一つお前の知恵を借りたい。時は何処にいるのか分からんでは呼ぶことすら叶わぬ。さてさて、陸、海、空の何処にいるのかズバリと当ててみよ。」

Q36.時は「陸」「海」「空」の何処にいるでしょう?

ヒントは明日のつぶやきで

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a