悪戯神様と天の子の冒険聖書111

そう、ジョギングしているを日本語にすると走っている、それをまたひらがなに直すと「はしっている」つまり、「5人目はしっている」!
「今走っている方私の質問に答えてください。」
と呼びかけてみたら、走っているギョフはびっくりして、
「はい?それは私のことでしょうか?」
と、ビクビクしながらも走り寄ってきた。
垂れ下がった髭から汗が滴り落ちているよ。
「そんなに緊張しないで良いです。何かお困りでしょう?教えてください。」
すると、そのギョフは顔を赤くして俯きキョロキョロモジモジして、
「あの、私を選んで頂きましたので知っている限りお話します。しかし、私はあまり説明が上手ではありませんのでもし宜しければついてきて頂けないでしょうか?」
ギョフは必死過ぎて身体全体が汗でテカってしまい、顔も真っ赤。
歩きながらギョフはキョロキョロしながらも、
「折角御神木を手中に収められし偉大な神様がお見えになりましたのに頼み事をすることになろうとはなんたること!泉が、恵みの泉が大変なのです!」
泉はなんとお城の中の広い部屋にあり、水が透明な水路を通ってみんなの元へ届く。
泉の水はとても美しい透明で大きな窓ガラスから射す空の光で様々な色に見えると言う。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a