悪戯神様と天の子の冒険聖書125

つまり、水が無くなるっていうことだから、水が無い月、「水無月」6月だ!
でも人間界の日本では梅雨なんだけどね。
「6月にするのですね、かしこまりました!」
トキ様は水色のオーラを発し、海に魔法をかけられた。
あっ!波が一気にひいていく!
砂浜が広がっていく!
「サワサワサワ。」
水飛沫が上がって巨大な珊瑚礁!?いや、都市だ!!
「成程、アマ様はショフの都を目指しておられたのですね?しかし、お気をつけください。この魔法は半日しかもちません。半日経つとまた都は沈んでしまいます。」
「分かりました、有難う御座います!」
私が都に向かいかけた時、スオ様が
「待て、良い物をやろう。手を出してみ。」
スオ様から渡されたのは半透明の石?
「この岩塩に力を込めてみよ。」
石のような岩塩は白く光った。
「いいか、この岩塩は時間の経過と共に崩れて光を失っていき、半日後には完全になくなるから時間の目安にはなるじゃろ?後、絶対焦るでないぞ。」
「はい、有難う御座います。行って参ります!」
「フォッフォッフォッ、なんかわしの娘御みたいじゃの。お土産期待しとるぞ!なーんちゃって!」
水飛沫のような笑顔。
登場された時は如何にもって感じで少し威圧感はあったけど悪い感じはなく寧ろ親しみ易い気さくな感じだった。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a