悪戯神様と天の子の冒険聖書33
「ええい静粛に!とにかく皆の協力無くして事件は解決せぬ、面倒を強いるが皆で森をしらみつぶしに探すしかあるまい!」
ヒャッカが口々に喋るキノモリとモーリュ達を制した。
「しかし、集まって探すとなれば森がそこだけ一際明るくなり直ぐ様クヨ様に怪しまれますぞ?」
センカが首傾げて頰に当たる、顔の横の所をポリポリかいた。
それもそうだとキノモリもモーリュも光を暗く、それでもモーリュ達がはぐれないようにキノモリ達は満遍なく散らばり、ヒャッカは先頭でセンカ、マンカ、後ろは私とジッカが一緒にモーリュを見守りながら進んだ。
「おや、何じゃこれは?」
ヒャッカの言葉に一同は集まった。
「はて?こんな所に立札ですか?」
センカが顎に当たる所に手を置いた。
「見せてくれ、何が書いてあるんだ?」
マンカがセンカを退けて立札の前に出た。
「何なに?キノコ達の土の数だけ曲がると良いだと?」
マンカの後ろから覗くヒャッカが読み上げたらみんなは私を見た。
「ここはアマ様にお願いしても宜しいでしょうか?お願いします、この立札の意味を解釈して我々が曲がる回数を教えて頂きたい。」
とヒャッカが土下座した。
「確かに、この奥はかなり入り組んでて霧や凶暴な精霊、どんな恐ろしいものがいるか。それこそクヨ様の罠も。」
ジッカが耳元で囁いた。
Q5.立札の謎を解いて角を曲がる回数を推理しよう。
1.1回
2.2回
3.3回
4.0回
ヒントは次の日のつぶやきで
自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a