悪戯神様と天の子の冒険聖書159

そうだ、私の陰!
紅い鳥の光に照らされ私の陰は明かりのない頭の上にあった!
陰は蠢き、巨大な口になり私達を吸い込んでいった。
真っ黒な煙が行手を阻むが紅い鳥が羽ばたいて風で煙を祓った。
その先には大きな紫色の玉座があり、腰掛けておられる王冠を被った恐ろしい形相の巨大な黒い鬼の血走ったギョロ目が私達をとらえておられた。
この鬼がクヨ様!?
「アマよ、よくぞ来た。この姿で対面するのは初めてだな。どうだ?私が恐ろしいか?そう、私こそが大神クヨだ。ここまで来た勇気は見上げたものだがまだ幼きお前が私に楯突くだけの力があるものか試してやる。万が一お前が勝てたらテラは放し私は大神を下りる。私が勝てばお前は私の手下になるのだ。覚悟はいいな!?」
クヨ様は指で合図をすると、何処からかゆりかごで会った黒龍が現れクヨ様を乗せた。
「ガオー!」
黒龍は黒い炎を吐いた。
「ギギャース!!」
紅い鳥も紅色に光る炎を吐いて黒龍の炎をかき消した。
「ふむ、伝説の不死鳥を完全に従えたのだな、良いだろう。アマよ、神器を出せ。お前がどれほど神器を使いこなせるか試してやる。今から放つ言霊の謎を解いてみろ!」
クヨ様は次々と言霊を投げた。

Q70.先ずは鏡を使って今からそれぞれのペアの言霊である共通点がある方を反射せよ。

馬か牛
傘か合羽
桜かバラ
クラッカーかクス玉
胡瓜かトマト
鬼か幽霊

ヒントは明日のつぶやきで

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a