イベント終了
いつも頑張っている君へ
こんばんは、随分久しぶりだけど覚えてる?
あはは、僕がフルトなのは覚えてくれているってちゃーんと知ってるよ(^◇^;)
そうだよ、聞く話によると君の住む世界では今頃大型連休なんでしょ?
そして、夏祭りなんてやったりさ。
お祭り…。
そうだよ、僕が長い間伝えているこのアクションゲーム風のお祭りも今日で終わっちゃうんだ。
さ、正義のヒーローも大好きなクライマックス回始めるよ!
バッソはもがき苦しみやがて、
「ドシン!!」
鈍い音を立ててその場に倒れた。
その後直ぐバッソは元の姿に戻って、家族が駆け寄ってきた。
「あなた!」
「とーちゃん!」
みんなでバッソを起こそうと揺らしてやがてバッソは起き上がり、
「ふあー。」
とあくびをして頭をポリポリ掻いた。
「パッチーン!」
デラは怒った顔でバッソを平手打ちし、
「もうあなた!何負けて情けない顔してんの!?これだから!!」
「そうか、わしまた負けてしまったか。ま、あいつにとってそれが何より危険を冒してまで大切なもんだったんだろう。」
「もう!しっかりして!!」
デラは半ば呆れていた。
全てを決心したみたいにバッソはこっちを向いて
「さ、お前。約束通り宝は返してやる。今度挑戦状を送った時必ず来い!!その時にゃ今までの倍返しする。ただし、わしの仕事の邪魔だけはするなよ。最強であるわしだって正義のヒーローとやらがうじゃうじゃ出てくると手に負えなくなるし、そうならないうちに全てぶっ倒してしまう他なくなるだろ?ま、手下になるなら考えてやらないわけでもない…。」
「あなた!!」
「わっ!取り敢えずここでおさらばだ!」
鍵付きの部屋をキースターで開けたら盗られた宝があった。
それを手に持つなり、
「忘れもんはないな?じゃ、行くぞ!!」
と、バッソファミリーの力で元の世界に戻された。
宝以外は何も残ってないけど思い出はいっぱい。
またいつかの日までさよなら!
終わり
うん?ちょっとうるっと来たんじゃない?
大丈夫、いくらやられても僕らは永遠に不滅だよ。
夢を叶えるまでは絶対に。
また手紙書くから元気でねー。
byフルト
自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a