悪戯神様と天の子の冒険聖書156

たしか、八岐大蛇を退治するのに使ったのはお酒だ!
お酒の壺を見せたら八岐大蛇は飛びかかり、一気にお酒を飲み干してしまった。
「しまった!」
とついつい好物のお酒を飲んでしまった八岐大蛇はフラフラして倒れてきた今だ!
夜の布団のせいで満足に動けないながらも刃を持ち渾身の力を込めて頭を落としたら八岐大蛇は浄化され消えていった。
ホッとしたら夜の布団に包まれて眠ってしまった。
眠りの向こう、夢の世界には御神木がある。
大丈夫かな?
服は破れ、あちこち怪我をした夢の中の私に対して御神木ほとても綺麗な木になって輝いていた。
もしかして誰かが私の代わりに護ってくれている?
御神木のある丘の周りに赤い光の結界のようなものが見えた。
でも私の体は動かない。
体がボロボロだから?それとも?
「動けないみたいだね。」
耳元で囁いてきたのはいつの間にか直ぐ側まで来られた流星の神?
私が起きあがろうとするのを制して
「無理に動いてはいけない。今はお体の回復をしなさい。」
流星の神は上着を脱いで地面に置き、私を抱き上げてその上に置いたら優しく見つめながら心地よい歌を歌い出した。
そしたら私は金縛りにでも遭ったみたいに全然動けなくなって、目の前の景色も霞んできて意識も遠のいていった。
真珠の玉が光っている!?
目が覚めたら暗闇の部屋。
夜の布団の力で眠っていたみたい。
だけど毒気が抜けたように体が軽いのは玉の持つ力かそれとも?
さ、早くこのゆりかごから脱出して!
あれ?布団がしっかり体に引っ付いて上手く起きられない。
もしかして!
鏡に布団を映すと、
「ガオー!」
たちまち布団が黒龍に変わった。
動けないわけだ、私の体にしっかり巻き付いている!
その龍からクヨ様のお声がした。
「何故行こうとするのだ?私は今のお前やお前の母より強い。ところでかつての神話である娘に恋した2柱の神がいたな。どちらが勝ったのか知っているかな?」
Q67.争いで勝利をおさめられた神の御名は?

ヒントは明日のつぶやきで

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a