悪戯神様と天の子の冒険聖書126

さて、ショフの手がかりを探さなきゃ!
大きな珊瑚や海藻のようなビルが立ち並んでとても華やか。
こんな綺麗な街がたった一ヶ月しか見ることが出来ないなんて。
ショフ達は色鮮やかな着物を着ていて顔だけが魚だった。
コポコポ音が鳴って何か騒いでいる?
もしかして私達が時間を操ったから混乱を引き起こしたのかしら?
私に気づいたショフはそそくさと去ってしまう。
これじゃ話が出来ない、どうすれば?
しかもギョフのように遠慮している様子じゃなくて故意に避けている!?
ひらひら魚のヒレのように美しい袂!
とても幻想的で提灯も踊り跳ねる。
「かんからきんからどんどんどん。頭にきあるお尻にきかくれと都の神殿叫ばれし!かんからきんからだんだんだん。」
あんこうのような顔したショフが歌いながら通り過ぎた。
「カサカサカサ…。」
後ろから唐傘をさしたショフがやってきた。
橙色に緑色、藍色の美しい傘の、目を奪われそうな華やかさ。
踊りながらショフ達は私に目もくれず通りすぎた。
その後奥の霧が晴れて大きな珊瑚のビルが12戸も建っていた!
「その帝の神殿上弦濁った月がかかる…うんダメだ上手く歌えない。」
「あら、そんな詩読むならやっぱりあれよ!5は青く、9に赤い、そして12は白の世界へ。その方がより!」
「はあ、でもこんなんでいいのかな?」
と棒読みするショフが頭を抱えて通り過ぎた。

Q39.12戸のうち、帝のいる神殿はどれでしょう?

ヒントは明日のつぶやきで

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a