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目の前に広がる茶畑|お散歩note


晴天でもない、ちょうど良い天気の日曜日の午前中。目の前には青々とした、みずみずしい葉をつける茶畑が広がっている。
私たちが向かっていたのはここだったかな?と少し車を止めてぼーっとする。

いや違う。今日は当てなし散歩の予定ではなく、SAの美味しそうなごはんを目指していたはずだった。


それなのに着いたのは茶畑。さすがお茶の生産地静岡県。
茶畑がどこまでも続いている。

こうなった原因は分かっている。私たちは方向音痴。しかも道を間違えても引き返すことも少ないから、どんどん知らない道に突っ込んでいってしまう。うん、引き返せば良いのにというツッコミもわかります。

初めは普通の道だったのが細い道になり、私道になり、ついには山道に。
しかもぐるぐると曲がりくねっていて、上がったり下がったり、なかなかの悪路でも進んでいってしまう。そうしてたどり着いたのがここ。

普通なら喧嘩になってもおかしくはないところだが、私たちはそんなハプニングさえも楽しんでしまえるので問題はない。
むしろ静岡に移住してきて、初めて視界いっぱいに広がる茶畑を見たことにちょっと感動した。空気すら美味しく感じるような気がする気持ちの良い場所だった。


思いがけずお茶と出会ったので、お茶について少し調べてみました。

山間部や台地など、同じ県内でもエリアによってさまざまな気候や地形をしているため、産地ごとに製造されているお茶は異なります。
静岡県の公式サイトによると、大小すべての生産地を合わせると静岡県内の生産地は20以上存在しています。中でも有名な生産地区は、以下の8エリアです。

・西遠地区…静岡県西部にある太田川流域と天竜川上流域が中心で、有名な上級茶の産地。良い香りと引き締まった渋味が特徴。

・中遠茶産地…牧之原台地の西側から天竜川東側に広がる産地で、深蒸し製法の発祥地。濃緑色の茶葉は細粒形多く、濃厚な味と控え目な香り。

・牧之原茶産地…台地に広がる茶畑からは、香りは控え目ながら濃厚な味わいのお茶ができる。

・川根茶産地…南アルプスの水が流れ込む大井川上流・中流域にある産地。この地域に発生する霧が自然の覆いとなり、香味の濃い茶を作る。茶葉は、紡錘形細撚り。

・志太(しだ)茶産地…山間地を中心とした、大井川・瀬戸川・葉梨川・朝比奈川流域の産地。うま味と渋味のバランスや香りの良さが特徴。この産地の藤枝市岡部町は玉露の生産地として有名。

・本山(ほんやま)茶産地…煎茶の代表的産地で、静岡茶発祥の地。濃緑色の茶葉をしており、香味も濃い。

・清水茶産地…旧清水市が中心で、江戸時代からお茶が名物の地域。針状細撚りで、水色は金色で透明、渋味と甘味のバランスが良いお茶が作られる。

・富士・沼津茶産地…富士山西南の裾野地帯や愛鷹山の南麓地帯。渋味が特徴の煎茶が多く作られる。

引用元 CHANGE TEA,CHANGE LIFE 「静岡はお茶の生産量が日本一!有名ブランド茶の特徴を紹介!」


私たちが出会った茶畑はおそらく富士茶のようです。渋味が特徴だそうですが、甘みと書いてある記事もあり、飲んで確かめてみたい欲が湧いてくる。


その後SAにはなんとか着きましたが、自粛の影響でお土産屋さんしか開いていませんでした。ぶらっとお散歩して帰宅。
早く通常通りの生活が戻ってきますように。

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