バカのうた/オリジナル曲
最終列車乗り過ごして
帰り道湿る背に
響かせバカのうた
「シケた面すんな」 と駆け出した
曖昧な言葉投げ捨てて
伏せる顔 濡れる空を
アイツが蹴り飛ばして
ふと見上げりゃ少し晴れた
隣のバカが言ってた
「朱に交わるな青くなれ!」
意味はわからんが笑えた
昨日も青で塗りつぶして!
「右向け右!」の号令に 下を向いた
でもまぁ、そんな所見ていても
君は居ないだろう
期待外れの大雨も 殴り飛ばせ
そしてさ、大きな声で笑いながら
あの色まで駆けた
きっと来ないあの子の返信
結局いつものn番煎じ
「いつまで引きずんだ」って
笑う隣のバカ殴った
青いアイツは言うんだ こっちに来てみろ と
下を向いてちゃ 大きな声で歌えないから
前見て あの子にも聴こえるように 歌おうさぁ
底抜けなバカのうた
「右向け右!」の号令で 走り出した
でもまぁ、どこへ行き着くかなんてさ
俺も知らない
期待外れの大雨も殴り飛ばせ
そしてさ、バカみたいに笑いながら
あの青まで駆けた
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あの子に振られた帰り道
とぼとぼ歩いてたら、いきなり背中を叩かれた
「海行こーぜ!!!」
何言ってんだ、明日の予報雨だぞ
そんな顔でバカを言い出した彼を見る
「いいからいいから!」
言われるがまま、次の日海まで駆けてく
なんなんだこいつ、結局雨降ってるし
でも、ずっと笑顔でバカ言ってるこいつを見てると
なんだか心が少し晴れた気がした
海が近づく 笑いは絶えず 雲は逃げる
見上げれば 心に差し込む 青いうた
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別の界隈で機会があり、一昨日に作った歌です
少し投稿するか迷いました
モデルってほどではないけれど、とある友人との有り得たかもしれない出来事をただ妄想して作ったものなので少し恥ずかしいですね
彼自身、普段は深い青を纏っていて、彼の言葉やそこから伝わる景色には落ち着きや安心が感じられる人間です
でも、たまに男子高校生のようなバカを一緒にしてくれます
これからもずっとそんな付き合いが出来たらいいなと思える、そんな大事な友人とのとある一日を描いてみた歌です
ところでそいつnoteで相互なんですよね。バカみたいに恥ずかしいから見れないようにブロックしてやろうかな
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