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虚々(うろうろ)/オリジナル曲

人混みの中 目に入る棘に足を止めた
晴天の下 私の目だけ曇る
何食わぬ顔で話しかける君の声に私は
耳を塞げず ひび割れた壁を作る

からっぽの空に舞う 心を刺す言葉に
何が悲しくて また笑うの?

そして
曖昧な夢の中で 白紙に黒色混ざり
消えたい私の頭に 縋り付く こびり付く
嫌いたい君の言葉に ひび割れの壁も砕けず
消えない私の痛みを 抱えきれず
今日も雨路に着く

からっぽの空が泣く 私は壁を砕かず
貴女の隣で まだ笑うの

そして
曖昧な夢の中で 白紙に黒色混ざり
消えたい私の頭に 縋り付く こびり付く
嫌いたい君の言葉に ひび割れの壁も砕けず
消えないはずの痛みが 明日も笑った
空(うろ)に消える

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”友達だと思っていたヒトに陰口を言われていた”

ふと、自分が数度体験したこの出来事を歌にしたいと思った
そして、これに音をつけるなら軽快に歌ってやりたいなとも

「なんとなくはぶられたくないから」って理由で、その陰口を聞かなかったことにして、空っぽな笑顔を浮かべた時間があった

一緒に居ても独りなのに、独りじゃないって思い込んで苦しい気持ちに蓋をして「うろうろ」とさまよってた

そんな日々があったなって歌

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「うろ」って打ってみたら色んな変換が出てきて、歌詞を考えるのに夢中になりました

涙を堪えながら帰った「雨路」
笑っても「空」に消えなかった痛み
君と居ても感じる「虚」な気持ち

あと、サビを書いた後、「黒白」って変換も偶然見つけてなんだか良いなぁって思いました。イイネ

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