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essay|心の栄養とデジタルデトックス


夜ごはんを食べて、すぐに寝ちゃった、夜と朝の区別がつかない時間に目が覚める。

こういう休日の始まりはいつも朝風呂、お湯の温度は熱めに設定。

朝風呂上りが一番お掃除モチベが高い。

朝、8時過ぎにスタバに到着。

腕時計を着けない私。スマホがないと時間の確認もできない。公園の時計に8時過ぎの針。

時間を気にしないのも今回の目的。

ホットブレンドショートサイズ、オータムブレンドらしい。

窓際の、よく日の入る席で「何とかならない時代の幸福論」読了。
あー面白かった。

読了後のふーっと息抜きで少しの空腹感。

カフェミストとフィローネを朝食に。
one more coffeeシステムの常連です。

続いて「食卓一期一会」読了。

引き続き、少しのんびりして3冊目を手に取るけど落ち着かず。(この日の持ち歩きは3冊!)

帰りはスーパーに寄りたいし、きっと彼はまともな朝ごはんを食べてないからお昼ごはんは早めの方がいいだろうし…

そんなことが頭によぎるとそわそわ…もう帰ろうか、となる。
他人と暮らす、ということが身についてきた。

お昼ごはんはパッタイ風ビーフン、カルディのやつ。
お肉と野菜と麺を炒めるだけでエスニック。
今度はパクチーも入れたい。

変な時間に起きてしまったので少しお昼寝……で2時間寝ていた。
休日くらいいっか。

午後は映画タイム。「プライドと偏見」

結局、見ている間に、おやつタイムで白玉を作りだしたり(お月見団子を食べなかったので、白玉あんみつを作ってみた。)

夕方には彼と散歩に出かけたり…で最後まで見ることはなく、まあいっか、といった感じで、夜。

まだまだ日中は暑いけれど、今夜はお鍋です。

なんの変哲もなく、平坦な時間が流れていった土曜日のおしまい。




夜ご飯を食べ終えたら動けなくなる。
比喩ではなく、本当に動けなくなる。

血糖値が上がって睡魔がやってくるのもあるかもしれないけれど、ぼんやりと眠たく、体に力が入らない。
思考もストップ。

本当は、夜の時間を有意義に過ごしたい。

日中は仕事の事ばかり考えているから、夜くらいはリラックスして、好きな事を楽しみたい。

理想的な流れでベッドに入り、「おやすみ」と言って眠りにつきたい。

夜時間…求めるものが多いのに、疲れて家に帰り、胃を満たすと動けない。

これが最近の毎日。

嫌々重い腰を上げ、風呂を済ませて寝る。
こうなると、毎日仕事のことを考えてばかり、平日5日がただただ過ぎていくだけ。

日中に溜まった疲れを癒すこともなく、頭をリセットできずに、また次の日へ備える。

こういう日々が続いて感じたのは、「心の栄養足りてない」ということ。

質はおいておいて、睡眠時間は取れている(20時くらいから睡魔がやってくるくらい)。

でもなんだか、ぱぁっと心が晴れた状態で目覚められない。
朝、鏡を見ると顔が疲れている。

自分自身にガッツを入れたいのに、そんな元気もなくて…

あぁ、これは身体じゃなくて、心が疲れているんだ、と思った。

ので、以前から気になっていたデジタルデトックスを実践してみることにした。


デジタルデトックスとは?
デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。
デジタルデトックスは、デジタルを完全に手放して生きよう、というものではありません。
より健全にデジタルデバイスやインターネットと付き合っていくために行うものです。
電車に乗っている時、友人を待っている時間など、ふとした瞬間にスマホを見ないだけでも新たな気付きがあったり、新しい出会いがあったり、様々なポジティブな効果を体験することが出来ます。

https://digitaldetox.jp/digitaldetox/

私が行ったのは1日のみ。
休日の土曜日に実施しました。

もしかするとデジタルデトックスのルール(?)に反することをしていたかもしれない。
それでも、デバイス・SNSから一定の距離をとるのは私の生活に必要だったのかもしれません。

今回の目的
・時間を気にしない
・気ままに過ごす

以上2点、すごくシンプル。


何でもかんでも、計画がないと動けない。

休日でも、
「このお店にランチに行きたいから午前中は〇〇して…自転車で行くからパンツスタイル、でも休日らしく仕事着じゃないブラウス着たいから~」
「日曜日はここに行くから、土曜日にこれを済ませておいて…そのためには金曜夜に〇〇さんに連絡を取っておこう」

みたいな思考回路がずーーーーっと続いている。

毎週休日が待ち遠しくて、週の後半はずっと計画を練る&調整が繰り返されている。

こうなると、どうしてもせっかちになるし、目的達成されない時の絶望感がすごい。

「もう昼なのにまだコレしかできてない…」や
「食材買っておきたかったのにスーパーの品揃えがイマイチ…」

どうしても気分や体調で予定通り動けない時もあるのに自分を責め、
誰もその日の仕入れ状況なんて的確に把握できないのに、もう一軒スーパーを回るか、時間と格闘し始める。

心休まる休日のはずが、「休日に期待しすぎる」あまり常に何かに追い詰められる状況を自分自身で作っていた。


なので、今回は上記のシンプルな2つを目標に、デジタルデトックスを行ってみた。

結果として、なにか劇的な良い効果があったかどうか…1日じゃ何も変わらない気がするけれど、

案外、SNSを見たい!!スマホ見たい!!みたいな欲はなかったかな、と思う。
見なくても特に困るものではなかったみたい。

ただ、なんとなく暇な時間がポツポツある。
普段ならスマホで時間潰し出来ていたのが、この日はただ暇でそわそわしているだけだった。

もう少し、暇を楽しめるようになりたいなぁ。

ただ、外の世界と離れる、というのは、なんだかいい気がする。

私の場合、時間を気にしなくていいし、画面上の他人を見ないということは、「こうしないと!」みたいなタスク感も少し薄らぐ。

「〇〇しないと」の軸が自分軸に戻っていく感じ。

この日に読んだ本の中でとある映画が紹介されていた。

海外作品で、正義感と自分の欲で生きる男の子の話。
自分の欲として、「食欲」「睡眠欲」「性欲」はあるけれど、その他の行動理由が「お父さんに〇〇しなさいと言われたから」のような世間的な正義が行動理由になっているという話。

自分の自我が無いに近く、見る人によっては「気持ち悪い」と声のあがるような作品だと。

この男の子とまではいかないけれど、SNSによって他人のポストを一日に数えきれないほど沢山、簡単・すぐに覗ける今、
「あぁ、私もコレしないと」
「この人はえらいなぁ、私も…」
「こんなのがあるんだ、やってみよう」
と、情報収集には便利だけれど、なんでもかんでも「インスタで見たからやってみた」行動の理由ってのも、なんだか違う気がしてくる。

なので、自分自身、定期的に(できれば今度は2日間とか)自分の求めているものを、しっかりと相手してあげる時間を作っていきたい。


この日に読み終えた本たちについて投稿しています、よろしければ…。


ああ!手にスマホを持っていないと落ち着かない!みたいな状態に陥っていなくて少し安心。
よく言う「中毒」にはなってなかったみたい。


私の思うシンプルな暮らし、というものは、モノとの距離が適切である、という意味も含まれているのかもしれない。

次は2〜3日続けてやってみたいなあ。



カメラと本を鞄につめて
ウロウロウロウロ、彷徨ってみたい。


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