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うつ退職~お金の心配を解決する必須申請~

うつで退職した際に一番の心配はお金。

私が実際に行った申請の流れ


申請窓口 ⇒ 全国健康保険協会
申請するための条件が多いですが、申請可能であればまず申請しましょう。これが金額的に一番大きいです。
申請するための条件として以下をすべて満たしている必要があります。

~条件~
・退職日まで所属会社の社会保険を1年以上使用していた。
・在職中と同一の傷病により、退職後も引き続き労務不能状態が
 続いていること。
  ⇒在職中に医師の診断でうつとされていた。
・退職日の前日までに連続して3日以上休んだ期間があり、
 かつ退職日も休んでいること
  ⇒会社の退職日が出社扱いだとアウトです。
・働けない状態(労務不能期間)が継続していること。

申請窓口 ⇒ 市役所
退職すると会社の社会保険証が使用不可となるので、切り替えが必要です。
また、自立支援医療支給金認定を受ける時に国民健康保険との紐づけが必要となります。


申請窓口 ⇒ 市役所
指定した病院・薬局の自己負担額が原則1割になる制度。
通院している病院と薬代が安くなります。
ただし、国民健康保険に加入している必要があります。


申請窓口 ⇒ 市役所
なるべく早めに忘れる前に切り替えを終わらせておくといいと思います。
忘れていると、後々大変なことになります。


申請窓口 ⇒ ハローワーク
病気やケガですぐに仕事ができない(30日以上職業に就くことができない)場合、その療養日数を受給期間に加えるための手続きです。

失業保険は傷病手当金と同時には受け取れないため、この延長申請をおこなって傷病手当金を期間満了まで利用してしっかりと療養する。
傷病手当金期間満了し、就職に向けて動き始めたときに失業保険を利用するという流れが良いかと思います。

失業保険は退社理由が自己都合退社の場合、病気で退社したという証明ができなければ給付期間は90日です。
ですが、延長申請を行っていた場合は、病気療養のため延長したという証明となり、自己都合退社(特定理由者)という扱いになるため給付期間は150~300日となります。


最後に

病気で退社となるとまず心配になるのはお金です。
この記事で少しでも同じような境遇の方の助けになればと思います。

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