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コロナ時代の大学生へ。~遠隔授業 5つのライフハック~

新型コロナウイルスが流行しだして、半年が経つ。この半年、私は大学が休みになって家でずっと課題をこなす日々を過ごしていました。私は二年生なので、去年講義を受けていただけに今年は課題漬けにされていてしんどいなあ、と思うことが多かったです。ついでに生活リズムが大幅に崩れたのでちょっとだけ体調と気持ちが落ち込むなどしました。

たぶん私みたいに体調を崩したり、山積みの課題で身動きが取れなくなってしまった人は多いんじゃないかと思っています。大学によっては後期も遠隔授業を続けるところもあるらしい。
前期ですでにしんどいのに、後期もこの状態が続くとつぶれてしまう人もいるんじゃないかしら、とおせっかいな気持ちになったので、この半年で私がなんとなく「こうしたらいいんじゃないかな」というライフハックをここにまとめておこうと思いました。

あくまで私個人の感覚で、言ってしまえば『私向け備忘録』ですが、誰かの役に立つといいな、と思います。
一応、書いている私はこんな感じ。

・文系私大の二年生
・学芸員資格課程を履修中
・友人はいるけど積極的にLINEとかはしてない
・体力なし、メンタル弱め…

ざっくりこんな感じの人です。
大学によって、かなり評価方法とかが違うのであくまで参考程度に見てもらえるとありがたいなーと思います。



1、zoom授業の感想は早めに提出しよう

遠隔授業の最たるものだと思います、zoom授業。
家に居ながら教授の話が聞けるって、めっちゃ便利。意外と顔出ししなくていいケースも多いので、気楽に授業を受けられる気がします。
教授の解説がリアルタイムで聞けるのもいい。私は教授が講義中にちょっと脱線した話を聞くのが大好きなので、「これだよ、これこれ」という顔をしながら聞いています(笑)。

遠隔になってから変わったのは、講義後のコメントをweb提出することになったこと。
対面だと授業終わりにコメントシートを提出して教室を出る、というスタイルになるんですが、遠隔授業はwebで提出なので三日ほどコメント提出に猶予があります。私のところはそう。
ここで「三日ほどあるし、もうちょっと後で出そう」と思うとえらい目に遭います。そう思った直後に脳が課題の存在を忘れる。土日くらいに思い出せたらいいけど、思い出したときには〆切を過ぎている、ということもよくあります。私はこれで何回か提出を忘れました。悲しい。

また「後で出そう」と思うと講義の内容も忘れる。〆切直前に講義中にとったノートを見直して、考えて、「あれ?先生なんの話してたっけ?」みたいなこともよくある。これは課題を忘れるよりきつい。
なので、zoom授業のコメントは早めに出す方が楽です。Googleドライブとかに動画を上げているタイプの授業も同様なので、早めに出すのがオススメです。


2、課題の〆切を把握しよう

1と同じこと言ってない?微妙に違う話をするから読んで欲しい。
古今東西、大事なことは二度話す。二度あることは三度ある。

というわけで。課題の〆切をどっかにメモしておこう、の話です。
zoom授業や映像授業は、見てサッとコメントを書いて提出してしまえば〆切について悩むことはありません。〆切より早く提出しているので。

遠隔授業で、手ごわいレポートを課してくる講義やちょっと厄介な演習、あったのではないでしょうか。私は必修の演習でかなり苦戦しました(友人に泣きついて助けてもらった)。
小レポートとか、演習の報告書みたいなやつとか、語学とか、ちょっと時間のかかる課題が高確率で出てくると思います。私はzoom授業よりこういった課題配信のほうが多かった。

こういう「クリアするのにちょっと時間のかかる課題」は〆切を把握するのが重要です。なぜなら「めんどくさいから後でやろう」「難しそうだしどうしていいかわからんな」などと考えているうちに〆切を忘れるからです。
また、複数の講義から課題が出ていることが多いので、「どの講義で課題が出ていて、いつまでにやらないといけないのか」を把握した方がいいです。ごく稀に「月曜の○○論より水曜の××論のレポートの方が〆切短い」とかあります。

方法としては、私は大きめの付箋を買ってきて、それに〆切を書いて机の見えるところに貼りました。日時順に並べて貼るとよりわかりやすいと思います。

こんなふうにしてます。付箋はダイソーの正方形のやつです。セリアのかわいい付箋だったらモチベが上がっていいかも。
ホワイトボードに書いてもいいし、無印にウィークリーで書き込む大きいカレンダーみたいなのがあったので、それを買ってきて書き込むのもアリです。私はカレンダー買ったけど付箋の方がやりやすかった。スマホアプリで管理するのも良いと思う。
自分がわかれば何でもいいです。これは色々試して、自分にあったやりかたを見つけるとよさそう。


3、先生に相談しよう

これは今年の大学一年生向けの話をしようと思います。
2で(友人に泣きついて助けてもらった)と書きましたが、一年生はまだ大学の教室に入ってないし、そもそも友人ができてないので助けが求められない、ということがあるのではと思います。そこで、先生に相談できるよ、という話をします。

遠隔授業で先生側もわからないことだらけなので、生徒の意見を聞く体制はかなり整えてると思います。メールだったり、先生が個人でzoom開けてくれてたりするんじゃないかな、たぶん。そういうのは必修の全体授業的なやつで告知されると思うので、利用してみてください。
一年生だと小さい教室に分かれて、担当の先生がついてレポート書いたりする演習?講義?があると思うんですが(あやふやでごめん)、そこで自分の担当をしている先生にとりあえずメールするといいと思います。

内容は「○○の課題が全然理解できなくて苦しいです」とか「人と会えなくてつらいです」とか「pagesのファイルが送れない時ってどうしたらいいですか」とかそんな感じで大丈夫です。
ですます調を押さえておけば失礼には当たらないはず。心配なときはGoogle先生に「大学 教授 メール」とかで検索してみよう。
大学の先生は割と心が広い(と私は思っている)ので、最初のハードルさえ超えてしまえばかなり楽しいです。顔を覚えてもらえるし、たぶん会ったらおいしいお菓子とか分けてくれるようになります。積極的に先生と友達になりましょう。
万が一「そんなしょうもないことで連絡するな」とか言われたら教務課や学生生活の窓口に相談してくださいね。

前期・後期中に先生が面談をしてくれる場合もあるので、そういう時に「これで困ってます!」と主張するのもいいと思う。むしろそれが一番ハードル低い気がする。私は今期ゼミ決定したんですが、ゼミの教授が面談で「話相手がいなかったらおしゃべりするし、課題わからんかったら一緒に考えてみるから言ってね」と言ってくれました。教授、好き…。
こんな風に優しい先生も多いので、気軽に話しかけてみるといいと思います。教授とおしゃべりするの楽しいよ!

あと、「掲示されたファイルが読みこめない」「動画が見れない」は先生に「他のファイル形式にしていただくことは可能でしょうか?」みたいにメールした方がいいです。他の不具合もバンバン先生にメールしましょう。ファイル読みこめないからやらない、となるとその後のモチベーションも下がるので。


4、折り返し地点で体調悪くなることがあるよ

これは完璧に私の話ですが、大体前期は6~7月、後期は10~11月に体調を崩しがちです。ついでにメンタルも落ち込みがち。
この時期は大体季節の変わり目で、6~7月は梅雨&夏になって急激に気温が上がる、10~11月は冬になって急激に気温が下がることから、体調とメンタルがやられてしまうみたいです。
あと私の場合は授業が始まってしばらくは新しい知識が手に入って「楽しい!」と授業に出てるんですけど、途中でいきなりモチベーションが息切れを起こす、みたいな状態になってるのもあります。

そういう時は、好きなものやおいしいものを食べる
ちゃんと7~8時間くらい寝る
あとはきちんと湯船にお湯を張ってつかる
だいたいこの三つをしっかりやると調子が悪い時でも体調やメンタルをそれなりにふつうに保てる気がする(できないことが多いから困るけど…)。どれか一つやってみるだけでいいので、季節の変わり目とか学期の折り返しに体調崩しやすいな~という人は試してみてください。

ついでに、この時期は半身浴をしてしっかり汗を流すと、新陳代謝がリセットされるのか調子が良くなります。夏だと風呂に入るのがかなり苦痛(暑いのに熱いお湯を使うのか、の気持ち)なので難しいけど、一回やると結構楽になるのでオススメ。

体調が悪くなったり、メンタルが落ち込むと「全部私が悪い」みたいなダークネスモードになりがちなんですけど、全部季節と気圧のせいだから気にしなくてもいいよ!と言いたい。あったかくして早めに寝よ!


5、授業評価アンケートを出そう

全員に声を大にして言いたい。授業評価アンケートは出して
そう言っている私がうっかり「後で出そ~~」と言いながら今日の朝に〆切を過ぎたのを見届けているのですが(本当にごめん)、私の分もみんな授業評価アンケートを出してください。お願い。ほんとに。

現在の遠隔授業で、色んな問題点があったと思う。
大学の運営自体も教授陣もいきなりのことで半年ずっと手探りでやってるはず。今回のやり方はまだまだプロトタイプで、ここから修正をかけつつもっとやりやすい遠隔授業を作ってくれる可能性があるんじゃないかなと思うんですよ。
だからこそ、ここで「これもっとこうした方がよくね?」「正直、課題配信よりzoom聞いてる方がやりやすい」みたいな意見を大学側はめちゃくちゃ求めてると思います(主語が大きい)。逆に言うと、アンケートに「これダメだった」「これすごくよかった、もっとやって」と書いておけばそっちに流れるわけですよ。私としては「ファイルをPDFかWordにしてほしい」の気持ちが強かった(Windowsユーザー)。

遠隔授業やってるときにすでに教授にメールしたよ、という人もいると思う。とても偉い。最高。でもアンケートは教授個人じゃなくて、大学そのものにダイレクトに結果が送られるんですよ。
例えば「ファイルはPDFに統一して」と教授にメールしたら、その教授は改善してくれるでしょう。でも後期に他の授業を遠隔で受けたときに、また別の教授にも同じメールをすることになるかもしれない。アンケートに書けば、大学から教授全体に「ファイルはPDFで」と通知されて後期はもっと快適に授業が受けられるようになる!かもしれないのです。

だから、授業アンケート大事。まだ〆切に余裕があって間に合う人は講義ごとにあって面倒だなと思ってもその一回で今後が楽になる可能性があるので書いておいて欲しいな、と思っています。


まとめ

以上。雑にまとめると、

・感想系は早めに提出する
・〆切を把握しておく
・わからないことは相談してみる
・体調が悪くなることもある
・授業アンケートは出す

みたいな感じです。

自分の話を多めにねじ込んだので結構長くなってしまった。ここまで読んでくれてありがとうございます。Twitterとかでも「遠隔授業しんどい」みたいな話が不定期にトレンドに上がってて、じゃあ「こんな風にしたらちょっと楽じゃない?」みたいな話ができたらいいなと思って書きました。
他の大学生がどんな風に遠隔授業を乗り切ってるかも知りたいので、「私はこんな風にモチベ上げながらやってるよ~」という、ゆるライフハックがあったら気軽にコメントで教えてほしいです。せっかくSNS時代らしいし、そういう風に知識を分け合えたらなんかすごいええんちゃう?と思っています。

遠隔授業は大変だけど、通学で人の多い電車に乗らなくていいし、課題の提出にも余裕があるし、悪いことばかりではないと思う。でも初めてだらけでしんどいことも多いから、ちょっとずつ工夫してやっていけたらいいよね。

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