幽霊とサキュバス 後編
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私は気づいてしまった。
(焦らしプレイ?)
そうである。コレはプレイのひとつである。プラス3000円のオプションである。何という事だ!
私のテンションは一気にレッドゾーンへ突入した!
(せや!サキュバスが来たんや!コレはもろたで!)
私は精神を統一させ、全神経を一点に集めた!(下半身)
(準備万端であります!出撃命令を!)
私は、はやる気持ちを抑え決戦の刻を待った!
来たっっ!近づいて来た!
ゆっくり近づいて私の顔のスグ近くに来た!
そして!!
「はぁ~…」
ん?ため息?
目が覚めた時は朝だった…
消化不良である。
クレーム入れたいぐらいである。
頭を掻きながら後輩が寝ているであろうソファーを見て見るといない…
(マジか!どこ行った?)
辺りを見回す…… キッチンでコーヒー入れてた。私の大事なファイヤーキングのマグカップで!!
後輩
「おはようございます」
アイスコ
「おっおう…」
昨日の出来事は言わない方がいいんじゃないかと思えて言葉につまった。
後輩
「どうでした?昨日」
アイスコ
「えっ?」
後輩
「昨日、来ましたよね?」
アイスコ
「なんで知ってんの?」
後輩
「入って行くの見ましたからね。」
アイスコ
「止めんかい!全力で止めんかい!」
後輩
「いやぁー コッチも対応中だったんで。」
アイスコ
「えっ?」
後輩
「昨日変な事言うから、サキュバスどころかスゲーフラットな老婆の霊来ましたよ」
アイスコ
「えっ?」
後輩
「そこのドアから『こんばんわ~』って入って来てニヤニヤしながら俺の事ずっと見てましたよ。あのタイプは初めてでしたね笑」
アイスコ
「あの~さっきからやたら淡々と喋ってるけど…」
後輩
「あ~俺見えますよ。ガッツリ」
アイスコ
「……」
後輩
「んで、アイスコさんの部屋に誰か入って行くの見えたんすけど、俺も金縛りだったんで笑 …あれ?どこ行くんすか?」
アイスコ
「うん 不動産屋さん❤」
速攻で引っ越しましたとさ
おしまい。
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