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【第二の人生】53の章:龍神さんってそんなに居るもんなの?!とにかく感謝

*登場人物*

  • 萬里→主婦です。お役目持ってます。修行中です。たまには美しい映像だけ見て、ウットリ、マッタリ過ごしたい希望(>人<;)

  • H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)萬里にお役目を突きつけ、修行のサポートしてるけど、いつも話に含みがあって勿体ぶるので萬里はすぐキレる。


H氏「やっぱり・・・。」

萬里「何がやっぱりなんですか?
さっきのはこの前言ってた
サクヤさんの白龍さんなんですか?
龍とか初めて見ましたよ!
大興奮!!」

H氏「いえ、
サクヤさんの白龍さんではないです。
初めて萬里ちゃんの旦那さんに
お会いした時から『ん?』と
思っていたんですが、
治療院に居る時は
全容がわかりませんでした。
それが今のでハッキリしました。」

萬里「んもうっ!なんでいっつも
そんな遠まわしなんですか?!」

H氏「実は、
萬里ちゃんの旦那さんも
白龍を守護霊さんとして
連れてらっしゃいます。
そして、今回の男性は
旦那さんの白龍さんが
上げてくれました。」

萬里「ウソでしょ!?
こんな高確率で龍を連れてるって人に
出会えるもんなんですか?」

H氏「いえ、めったにありません。
しかも、旦那さんの龍神さんは
『双龍』といって
二体の龍が一体になったもので
普段は一体に見えますが、
いざという時二体に分かれ
各々の役目をこなします。
この双龍、
萬里ちゃんには一色に見えたでしょうが
実際は『赤』と『白』の龍です。」

萬里「うちの旦那が龍連れてるって
いつから気付いてたんですか?」

H氏「サクヤさんの治療院に
旦那さんが来た時です。
分からなかったのは、
あの場所には龍脈が通っていて
サクヤさんの連れてる龍神さんと
ごっちゃになっていたようで、
詳細がはっきりしなかったもんで。
今回の男性霊の対応を
していただいた龍神さんを
見た限りではパワーが格段に違いますね~。
龍神さんは各河川ごとに一体ずつ
いらっしゃいます、
旦那さんの龍神さんは
あまり流れがない枯れた感じの
川を護っておられるようです。
なので、水の中だけでなく
地上を駆けることも得意としています。」

萬里「あ!ずっと気になってた川が
そんな風でした!
行ってみたらわかりますかね?」

H氏「はい、分かると思います。」

萬里「近々、
ご挨拶とお礼に行ってきます。
なにかやる事ありますか?
正式な形とか。
失礼にならないようにしないと。」

H氏「川にお神酒とお塩を撒いてください。
お清めしてからお礼をお伝えください。」

萬里「やっぱりきちんとした
礼儀があるんですね。」

H氏「これからは、
どんな場面でも
必須のアイテムになりますよ。」

萬里「わかりました!」

立て続けに高熱と不調、
その他諸々余韻が残り
過呼吸や気管支炎のような息苦しさと関節痛、
喉の痛み、腫れと
風邪症状が残り怠いままだった
それでも高熱よりはマシ。

数日後、ここではないか?と
思っていた川へお礼に向かった。

見当つけていたところで、
龍神さんの臭いが立ち込める。

あ、龍神さんのニオイなんか
知らんやったわ龍神さんではないか?と
思われるニオイね。

なんだか生臭いが
不快な臭いではない。

そこに、気配は感じ取れないが
ダーリンを守護しているのは
確実にこの場所に居る龍神さんだと
なぜか確信が持てる。

礼儀に則り、
御神酒とお塩を撒いて

萬里「今回は本当にお世話になり
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。」

心から目一杯感謝。
まぁ、そこには次からもお願いしますっ!
的な切実な願いも詰まっている。

いや、どちらかというと
そっちの割合が多いかも(。-_-。)

こんな毎日だと頼れるものには
すがりたくもなる。

龍神さんに、
お礼しに行った日の就寝時にまた、
たくさんの映像を見せられた。

光が注ぐ仏像が目の前にある、
そして長い白髭の昔の様相した老人、
白い羽、身体がふんわりして
身体に残る不快な症状が一掃された。

その後、ものすごい発汗
汗が落ち着いた頃、
いつの間にか眠りに落ちていた。

翌朝は久しぶりに
気分のいい目覚めだった。

喉の痛みと腫れは
少し残っているが、
これくらいなら
まだ爽快なうちに入る。

昨晩視た映像に
どんな意味があったのかは分からないが、
いつもの助けを求めてくる死人達とは
全く違う良い存在の方だろうと
勝手に解釈できる心地良い映像。

『毎日がこんなだったらいいな・・・。』

喉の痛みと腫れはまだ残っている。
霊的症状だから病院へは行ってないし
こんなもんだろう。

これだけ立て続けだったし、
しばらくは何事もなく
過ごせるのではないかな?
フフフ♪

まぁ、
その期待もすぐに裏切られる。
それが萬里の定めなのでしょうか・・・。

( ;´Д`)

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