見出し画像

【第二の人生】44の章:龍神さんは人間の身近な存在だった

*登場人物*

  • 萬里→主人公の主婦。お役目を受け入れ、霊対応の毎日、その日常を修行という。


お盆は様々な人たちが帰省する、
それはこの世だけでなく
あの世も同じ。

萬里の周りで
何が起こっているのかは
ハッキリわからないが、
ザワザワしていつも以上に
寝れない日が続く。

どこから?いつから?
ハッキリわからないが
お盆が終わった翌週くらい、
夜に突然死臭が漂い始め
胃がムカムカしてきた。

なんだか判断できないまま
数日経った、
さすがに臭いはもう嫌だ。

ちょうどサクヤさん宅へ来ていた
H氏にいつもの如く、
ヘルプをお願いしに伺った。

そろそろ登場人物が
ごちゃごちゃになってきたかと思うんで
もう一度紹介します、
萬里をこの道(祈祷師修行)に引き入れた
サラリーマン能力者『H氏』
萬里をH氏と引き合わせた
治療院の先生『サクヤさん』
治療院の先生サクヤさんの奥様で
九星気学で人の相談を受ける
自称すごい前世を持つという
『ちいさん』

サクヤさんの治療院で行われる『活源会』
という氣の教室に通い
人を癒すための技を身に付けたい、
これまた霊たちを自分の力で
天に帰しているという『ミナちゃん』

時折出てくる
昔からすごくお世話になった
鹿児島の『村さん』←本物能力者

いまのところ彼らが主要な登場人物
付け加えると
後は萬里のダーリン、
初めて会った頃から
聞いていた話ではあるが、
実はサクヤさんには守護霊さんで
『白龍』がついているという。

・守護霊さんは母体で受胎した瞬間から
死ぬまで同じお方
・指導霊さんはその人となりによって
瞬時に入れ替わり、
方向性や向き不向きを表す方
が誰にでもいらっしゃる。

サクヤさんの場合、
守護霊さんなので
一生通しておられるパターンの
『白龍』さん。

龍は描く人や国によって
足指の数や玉の持ち方、
色など様々だが実際の龍と
見た目が一番近いのは
『千と千尋の神隠し』に
出てくる『琥珀川のハク』

宮崎駿さんはそういう世界を
覗ける人だと思う、
表現も絵もあまりにも
見えない世界に忠実すぎる。

これについては
H氏の意見とも一致している。

見えない世界の
不思議な事を人に話すとき、
宮崎駿さんの映画の中から
例えを出すのが一番適してて
わかりやすくイメージしやすい。

今回はH氏ではなく、
そのサクヤさんの『白龍』さんが
死臭の元を供養してくれた
とはいえ、
白龍さんを連れてるサクヤさん自身も
萬里も何をどうされたのか
さっぱり分からない。

ただ吐きそうなほどの死臭は消えた。

ニオイの有無で対応を
きちんとしてもらえたんだという
安心感と判断ができた。

『クサイ』は日常に
支障の出る事が多いが、
まぁ、鼻が利くというのも
色んな意味で特化した能力だな。

そしてお役目上必要なのか
何がなくとも必然なのか、
『龍神』さんとの縁も
自然に生まれている様子。

見えるはずのないものが
見える眼を持たされているのなら、
どうせならこういうファンタジーな
美しい(であろう)物だけを見て
過ごしたいという希望。

なのに、萬里の眼に
その神聖な物(龍神)は
まだ一切映し出されない。

クゥーッ!ザンネンッ!!
( ´Д`)

よろしければサポートをよろしくお願いいたします! 頂戴したサポートは祈祷師活動のエネルギー♪( ´θ`)ノ 賛同いただいたあなたに、ご加護をお祈りさせていただきます。