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中小企業こそリモートワーカーの活用を。。。

これからはじまる景気後退を意識していますか?

今アメリカをはじめとして、世界中で金融危機が叫ばれています。しかし、おそらくこれは序の口(=入口)で、いずれリーマンショック級の景気後退がはじまると多くの見識者が予想をしています。
そんな中、日本では今年からコロナ融資の返済がはじまり、さらにはインボイス制度の導入(移行期間は設けられますが)。などなど。
景気を悪化させる要因しかありません。
ただ唯一明るい情報としては、訪日外国人の多さでしょうか。鉄道会社や旅行関係の会社は順調です。世界中で人が移動しているみたいですね。
私はこれは嵐の前の静けさ。だと身構えておいた方がいいと思っています。
皆が好調だと思っている時にこそ、次への備えが必至です。

筋肉質な体質へ。。

有り体な事ですが、次に景気後退がはじまったとして、どんな組織体制であれば乗り切れるのか?をシミュレーションし、実行に移しておくことが大切です。皆さんもご経験済みでしょうが、コロナに突入したときは大変でしたね。他の経営者の方と連絡を取りながら、不安と戦い、借入れに奔走しましたよね。もうあの経験はしたくありません。ぜひあの時の教訓を活かしましょう。
もし万が一、それほど大きな景気後退にならなければ、それはそれで、体質強化が出来た。という結果でいいのではないでしょうか?
人生には3つの坂道があると言われます。「登り坂」「下り坂」「まさか」。
もう「まさか」という坂道を経験するのはやめにしましょう。

リモートワーカーの活用を検討!

筋肉質な体質をつくるのに役立つひとつの方法が、リモートワーカーさんの活用です。ここでいうリモートワーカーさんとは、社内のスタッフにリモートワークで働いてもらう事ではなく、リモートワーク専門もしくは、副業としてリモートワークをされている方の事です。
うちの会社でも2年前くらいから活用させてもらっています。
最近では、リモートワーカーさんを紹介して下さる企業様が増えてきましたが、うちでは先駆けともいえる会社で「ママワークス」様と取引を開始させて頂きました。

優秀なスタッフと会える機会が多いリモートワーカー市場

はじめは不安いっぱいで採用活動をはじめたのですが、その不安はすぐに吹き飛び増した。
募集開始からの反応の早さ、良さ。面接を重ねる毎に質の高いスタッフと会える楽しさ。確かに同じ空間で会えない寂しさもありますが、海外居住の方ともコンタクトがとれるので、日本での採用とは全く異なります。
なので、海外との取引などを検討されている会社様だと、より活用のステージが広がるのではないでしょうか?
お恥ずかしい話しですが、うちの会社が社員を募集しても、優秀な方には来て頂けません。小零細企業なので致し方ないです。社長をやってきた10年の間で、50人くらいの方とは社員面接をさせて頂きましたが、優秀だと思える方には一度たりとも出会えませんでした。
反面リモートでの採用は、募集範囲が格段に広がるので、例え中小企業であっても、知識や経験が豊富な方に沢山出会えます。

社員とリモートワーカーさんの業務の棲み分けを

コロナが落ち着いた今では、社員のリモートワークを廃止されるところが多くなりました。知り合いの社長さんでも、そういう方が多いです。
やはり、自社の社員さんには、出勤してもらい、コミニュケーションを密にはかりながら、しっかりと収益のあがる業務に専念頂き、収益に結びつきにくい業務はリモートワーカーさんに実施してもらう。という体制構築が、これからの厳しい時代を生き抜く一つの術だと思います。
すでにこうした体制を構築し、利益率を高めておられる企業様も多くなって来ています。

リモートワーカーさん×RPAの導入で社内業務は劇的に変化

これからは、業務を棚卸しして、リモートワーカーさんにやって頂く業務と、社員がやる業務を切り分けること。
優秀なリモートワーカーさんなら、リモートワーカーさんの管理もやって下さいます。そこまで進んでいます。
そして、またいずれ触れていきたいと思いますが、RPA=パソコン業務の自動化。も取り入れると、正直パソコン業務、バックオフィス系の業務は社員さんにやって頂く必要がありません。
これだけ厳しい人材市場の時代に、なんでもかんでも「社員・社員」と採用を続けていては、コストも時間もかかりすぎて、長く会社を続ける事は出来難くなると思います。
確かにこうした便利なサービスの台頭が、経済成長にはどめをかけている側面もあるかもしれません。しかし、働き方は急速に多様化しているので、うまく会社に取り入れて行きたいですね。

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