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サプリメントの闇その2ビタミン編

こんにちは!趣味の時間です!

本日はビタミンについての投稿です!

昨今たくさんのビタミン類のサプリメントが多くあります。ビタミン=良いっていう訳でもありません。

ビタミンには2種類あります。

皆さん、学生の頃家庭科や理科などで習ったからもしれませんが…

水溶性のビタミンと脂溶性のビタミンがあります。

今回問題なのは脂溶性のビタミンについてです。

水溶性のビタミンはたくさん摂取しても、身体に吸収出来なかったものは尿として出ていきます。

一方脂溶性のビタミンは身体に蓄積してしまいます。

水溶性のビタミンと脂溶性のビタミンで比較していきましょう!!

最初に水溶性ビタミンの欠乏症から!

ビタミンB1【チアミン】欠乏症
代表的な疾患として、脚気やウェルニッケ・コルサコフ症候群です。
脚気は江戸時代から大正時代まで多くの人が苦しめられた疾患でもあります。

ビタミンB2【リボフラビン】欠乏症
代表的な疾患として胃炎や舌炎、口角炎、皮膚炎などと関係があります。

ビタミンB6【ピリドキシン、ピロドキサール、ピリドキサミン】欠乏症
代表的な疾患として舌炎や口角炎、皮膚炎、多発ニューロパシーと関係があります。

ビタミンB12【コバラミン】欠乏症
巨赤芽球性貧血【悪性貧血】や脊髄伝導路の変性などと関係があります。
巨赤芽球性貧血とは貧血の一つでビタミンB12や葉酸の欠乏症です。また、妊娠、悪性腫瘍、胃全摘手術後の消化不良症候群、肝障害などと関係があります。
症状としては貧血の一般症状と食欲不振、末梢神経障害、ハンター舌炎、腱反射減弱、知覚障害、歩行者などたくさんの症状があります。

ビタミンC【アスコルビン酸】欠乏症
壊血病や小児のメラーバロウ病と関係があります。
壊血病とは出血性の病気です。

ナイアシン【ニコチン酸】欠乏症
ペラグラに関係があります。
ペラグラとは症状は皮膚炎や下痢、認知症などです。

先程述べたように水溶性ビタミンは過剰分は尿として体外に排泄される為過剰症あまり起こらない。

脂溶性ビタミンは4種類しかない。
脂溶性ビタミンは身体に蓄積されることから欠乏症と過剰症の両方があるから注意が必要です。


続いては脂溶性ビタミンの欠乏症と過剰症について。


ビタミンA【レチノール】
欠乏症 夜盲症や眼球乾燥症、成長障害
過剰症 頭痛、皮膚の落屑、脱毛、筋肉痛がある。

ビタミンD【カルシフェロール】
欠乏症 くる病(成人) 骨軟化症(小児)、高齢者では骨粗鬆症の原因や筋力低下や筋萎縮をきたす。
過剰症 高カルシウム血症、腎障害、軟組織の石灰化障害をきたす
ビタミンDは紫外線が皮膚に当たることによっても生成される為過剰症には気をつけないといけないのである。適度に紫外線に当たることによって骨粗鬆症の予防などになる。
屋内スポーツ選手の場合血中ビタミンD濃度が低いと報告されてる例もある。

ビタミンE【トコフェロール】
欠乏症 脊髄小脳変性、消耗色素沈着、肩こり、血行が悪くなる
過剰症 研究段階ですが血液が止まりにくかったり骨粗鬆症の原因になる。

ビタミンEは脂溶性ビタミンの中でも便から過剰摂取の2/3程度排出されます。

ビタミンK【フィロキノン】
欠乏症 出血傾向
過剰症の毒性は報告されていない。


血液凝固剤ワファリンを飲んでる人はビタミンKは禁忌である。食品で言うと納豆などが該当する。

水溶性ビタミン

水溶性ビタミン
・ビタミンB1【チアミン】欠乏症
・ビタミンB2【リボフラビン】欠乏症
・ビタミンB6【ピリドキシン、ピロドキサール、ピリドキサミン】欠乏症
・ビタミンB12【コバラミン】欠乏症
・ビタミンC【アスコルビン酸】欠乏症
・ナイアシン【ニコチン酸】欠乏症
脂溶性ビタミン
ビタミンA【レチノール】
ビタミンD【カルシフェロール】
ビタミンE【トコフェロール】
ビタミンK【フィロキノン】

脂溶性ビタミンの覚え方は・・・
「え(A)で(D)い(E)け(K)」です!

以上のように脂溶性ビタミンはたくさん摂取しても良くないのです。

今回の本題ですがなぜビタミン=良い訳でないかは分かりますよね?

過剰症がありサプリメントでも脂溶性ビタミンが入ってるサプリメント等があるからです。

例えばマルチビタミンなどが該当します。しっかりと成分表を見て選ぶ必要があります。

なるべくサプリメントに頼らず食品から栄養素を摂取する事が1番大事です。

バランスの良い食事なら、美容や健康等にも影響を与えます!
ひとり暮らしや外食が多い人は栄養が偏りですがしっかりとしたバランスの良い食事を心がけしましょう!


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