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!読書メモ!人生を変えるモーニングメソッド

学びメモ

●望んでいる人生にふさわしいに人間になる

あなたの成功のレベルが人間としての成長のレベルを超えることはめったにない。なぜなら成功は、あなたの人間としてのレベルが引き寄せるものだからだ。

(p.39). Kindle 版. 

…ただ何もせずに待っているのではなく、成功を引き寄せて手に入れる人間、そしてそれを維持できる人間に成長する必要がある。
人生を変えたいなら、まずはいつもと違うことを実行する。


●「自分の過去は自分の未来とはちがう」と認識する

今のあなたの姿は過去の行動の結果であるが、これから進む方向は、今この瞬間からあなたがとる選択肢にかかっている。

(p.58). Kindle 版.

…あらゆる選択において、過去の自分の経験に照らし合わせて制限をかけないようにすることが重要。どんなことも可能であり、自分にはそれだけの能力と意欲がある、と考える。


●日常のあらゆる場面で、望む人生を送るための「正しい選択」をする

自分がとる行動や選択、さらには思考のひとつひとつが、重大な影響や決定的な結果につながる。なぜなら、あなたが思うこと、選ぶこと、行動することが、「あなたの今後の姿」を形づくり、最終的には人生のクオリティを決定することになるからだ。

(p.62). Kindle 版

…一つ一つの小さな行動は、特定の時間や状況にだけ影響を与えるのではない。
「後回しにする」「1日さぼる」という選択が、自分のアイデンティティや人柄になり、「正しいこと」より「ラクなこと」を選ぶタイプの人間になっていく。

将来を考えるようになれば、目覚ましのアラームをもっと大切に考えるはずだ。朝アラームが鳴ってスヌーズボタンを押したくなったら、こう考えてみよう。「待てよ。これは僕が本当になりたい自分じゃない。朝ベッドから出られないほど自己管理能力が低い人間にはなりたくない。今起きよう。なぜなら僕は『早起きする・目標を達成する・人生の夢を叶える』ことに決めたのだから」

(p.63). Kindle 版.

…望む人生を送るための「なりたい自分の姿」の方が、楽な方を選んで「今何をするか」よりもはるかに重要であることを認識する。


●「平凡な人生を受け入れない」という決意をする

今変わらなければ、自分は決して変わらない。自分が進歩しなければ、人生は進歩しない。常に自分を成長させる時間を持たなければ、人生はよくならない。

(p.69). Kindle 版.

…今日、最高の人生を送るのにふさわしい人間になる努力を始めなければ、明日も、1週間後も、1ヶ月後も、1年後も何も変わらない。
「これまでの自分」のしてきたことと同じものを選び続ければ、今まで通りの平凡を生きることになる。


●スヌーズボタンを押すのは人生の敗北宣言

ギリギリまでベッドにとどまるような1日のスタートを切るのは、自分の人生の可能性に抵抗する行為なのだ。スヌーズボタンを押すたびに、自分の人生と今日の1日に、そして夢への一歩を踏み出すことに、抵抗していることになる。アラーム音が鳴ると、「もう時間か。起きるのはイヤだなあ」という返事を心の声でする。これは「自分の人生がイヤだ、頑張るのがイヤだ」と宣言しているようなもの。自分の周りにネガティブなエネルギーを集めた状態で、1日を始めることになる。

(p.72). Kindle 版.

…起きるのに抵抗してスヌーズボタンを押すのは、「理想の人生を目指して意識的に生きるよりも、ベッドで寝ているほうがいい」と宇宙に向かって宣言しているようなもの。


●寝る前に考えていることが、翌朝目覚めるときの気分に直結する

眠る前に「翌朝目覚めたときはエネルギーに満たされている」と言い聞かせるのだ。具体的には次のアファメーションを唱えた。「今夜僕に5時間の睡眠を与えていただき、ありがとうございます。5時間は、僕が疲れをとり、朝エネルギーに満ちた状態で起きるのにちょうどいい長さです。僕の現実は僕がつくります。僕は、明日の朝エネルギーに満ちた状態で目覚め、ワクワクした気持ちで1日を始めます」 

 (pp.75-76). Kindle 版.

…ベッドに入る前に「睡眠時間が足りない、翌朝は疲れている」と言い聞かせている限り、翌朝目覚めたときにその通りの気分になってしまう。
→「○時間眠らなければ疲れは取れない」という思い込みをなくす。


●朝起きて最初に考えるのは、寝る前最後に考えたのと同じ内容

…毎晩、翌朝に前向きな期待を持つ意識をする努力をする。
寝る前に自分自身に強い決意を宣言する。


●「起きたい気分」になる5つのステップ

  1. 前夜のうちに意思を固める

  2. アラーム時計をベッドから遠ざける

  3. 歯を磨く

  4. コップ一杯の水を飲む

  5. 運動ができる服に着替える


●理想と現実のギャップを埋めるために、実際に行動を起こす

人生のある分野において努力を続ける意欲を保ち、結果を出すことができない自分にいらだつことがしょっちゅうあるとしたら、それは考えることにばかり熱心で、実際に行動を起こさないからにほかならない。
やるべきことは誰でもわかっている。知っているのに行動に移さない人がほとんどなのだ。
これが潜在能力をフルに使える人と使えない人の差である。

(p.86). Kindle 版

…「自分を取り巻く環境には、自分自身の生き方が反映されている」。
「生き方」と「日常」を自動的に改善していくには、身体、知性、感情、精神の4つの要素を常に成長させていくことが重要。
日々の生活で手一杯になり、「日常」にすべての時間を取られてしまうと最重要の「生き方(人生)」に手が回らなくなってしまう。
→毎日、朝の時間を利用して、意識的に自分を成長させることに時間を割き、自分が望む人生を手に入れる能力を身につける必要がある


●モーニングメソッド①「サイレンス」

  • 瞑想

  • 祈り

  • 振り返り

  • 深呼吸

  • 感謝

<個人瞑想の方法>

  1. 今この瞬間に集中する

  2. 場所を決める

  3. 姿勢と目線を決める

  4. ゆっくり呼吸する

  5. 3秒呼吸(3秒で息を吸い、3秒息を止めて、3秒かけて息を吐く)

  6. ただ、ここにいる

  7. 物事が浮かんできてしまう場合は、1一つの単語・フレーズに集中する

  8. ストレスから自由になる


●モーニングメソッド②「アファメーション」

<アファメーションを作成する方法>

  1. あなたの本当の望みは何か

  2. なぜそれを望むのか

  3. どんな自分になりたいか

  4. どんな行動をとるか

  5. 名言を引用してアファメーションに加える

「私は〜を達成するため、週○回〜をすることに全力で臨みます」

…感情を込めて読むこと、毎日欠かさず唱えることが重要。


●モーニングメソッド③「イメージング」

<イメージングの方法>

  1. 心と環境の準備

  2. 本当の望みをイメージする
    …無力さを実感することを恐れない。潜在能力を発揮できないことの方が怖いこと。
    「これが手に入れば人生が変わる」という最強の夢をイメージする。
    視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚を駆使して、細部まで思い浮かべる。
    目標を達成した光景をイメージして、その時の嬉しい感情を体験する。

  3. なりたい姿&やるべきことをイメージする
    …「自分の望みが現実になった自分の生活」をイメージし、毎日やるべき行動に積極的に励自分を想像する。

達成したい目標を具体的にイメージして、そのために必要な行動を心の中でリハーサルする。
理想の1日を過ごしている自分を思い浮かべる。
「ビジョンボード」を作成するのも効果的だが、作成しただけで満足せずに実際に行動を起こすことが重要。


●モーニングメソッド④「エクササイズ」

毎朝、数分でも必ずエクササイズをすることで、エネルギーが上がり、健康が増進し、自信が出てきて、感情が安定し、思考と集中力が増す。

ヨガ、ジム、散歩、ジョギング等、内容は自由に決めてOK。
…特にヨガは、ストレッチや筋肉強化、カーディオ、呼吸法が1度に行うことができ、瞑想も兼ねることができるのでおすすめ。


●モーニングメソッド⑤「リーディング」

1日最低10ページの読書で、年間18冊の本を読むことができる。

  • 「なぜこの本を読むのか」「この本から何を得たいのか」の最終目的を常に意識して読む。

  • 再読時間短縮のためにも、印をつけながら読む
    …読み終えたら、印をつけた部分をすぐに再読することで学びが深くなる

  • 優れた本は何度も再読する
    …思考や戦略やテクニックに繰り返し触れることで、エッセンスが潜在意識に植え付けられる。
    繰り返し読むことが、自己管理能力を高める訓練にもなる。


●モーニングメソッド⑥「ライティング」

日記は、思考を頭から取り出して文字にすることで、ひらめきが起こる。
頭が整理されることで、その日のスタートが良くなる。

<日記のメリット>

  • 成長を実感できる
    …日ごとの精神状態を再確認することで、1年間の自分の成長を客観的に見つめられる
    →ここまで達成できたことに新たに感謝することができ、自信がつく。

  • 成長が加速する
    …「学んだ教訓」と「新たな誓い」をメモしながら日記を読み返すことで、経験を最大限に利用し人間的に成長することができる

  • 頭がクリアになる
    …自分の考えを明確にすることで頭の中が整理でき、問題解決に効果的なアプローチができる。

  • 着想が得られる
    …アイデアがふくらむほか、将来実行したい重要なアイデアも忘れずに記録することができる

  • 教訓をおさらいできる

  • 自分の進捗状況を把握できる
    …ゴールに対して、今の自分がどこまで来たかを確認できる。

理想と現実とのギャップを、前向きなものと意識するために日記を利用する
…ギャップに意識を向けることは成功において不可欠だが、ギャップによって自尊心や自己イメージを傷つけてしまうことが多い。
構成を決めて戦略的に日記を書くことで、「自分が達成したこと」「感謝していること」「明日もっと良い結果を出すためにすべきこと」へと自分の意識を導くことが可能。
→「欠如感」ではなく「潜在能力を存分に引き出す決意」という前向きな姿勢でギャップを意識し、「ギャップを埋めたい」という飽くなき欲望が高みを追求する燃料となり意欲をかき立てる。

<日記の内容の例>

  • 感謝していること

  • 達成できたこと

  • 今後改善したい項目の整理

  • 改善するための具体的な行動の計画

  • 今日のできごとのまとめ

  • 夢日記、食の日記、ワークアウト日記など


●30日間を戦略的に過ごし、新しい習慣を定着させる

習慣が定着するまでの30日間を10日間ずつ3分割し、それぞれの段階で発生するであろう壁の存在をあらかじめ認識しておく。

  • 第一段階(1日目〜10日目) 耐えがたい期間
    …2、3日は「新しいことを始めるときの高揚感」があるため、楽に、ワクワクしながら行動できるが、この新鮮味を失うと心が変化を拒み、身体が拒絶する。
    →この「耐えがたい気分」は一時的なもの。
    新しい習慣を取り入れるには永遠にこの辛さに耐えなくてはいけないと思ってしまうが、実際は最初の10日間だけのものである。
    「今の苦しみは、最初の10日間だけ」と知れば、逆境にも打ち勝てる。
    得られるものが大きいとわかっているから、10日間くらいなら頑張れる。

  • 第二段階(11日目〜20日目) 不快な期間
    …第一段階と比べ、「耐えられない」ほどではないが、自制心や意思力が必要となる。
    →「辛さ」ではなく、「この習慣が3ヶ月続いた後の自分」をイメージする。

  • 第三段階(21日目〜30日目) 止まらなくなる期間
    …最後の10日間は、この習慣を「維持」するために必要になる。
    この期間で、新しく身につけた習慣を人生に定着させ、楽しく行えるように潜在意識に覚え込ませる・
    →新しい習慣が無意識で行えるようになり、自信過剰になって「20日間続けてきたのだから2、3日休むか」とこの段階で数日休んでしまうと、再開することはほとんど不可能になる。


今日からできる行動メモ

  • 日常の小さな選択も、楽な方ではなく「なりたい自分」が選ぶべき方を選択する
    (「これまでの自分」とは違う「正しい選択」をし続ける)

  • 自分の理想の人生(今日)を過ごすために、スヌーズボタンを押さない

  • 寝る前に、「起きても睡眠時間がたりず疲れている」と思い込まず「十分な睡眠を取れる」と言い聞かせる

  • 前向きな意識で寝る前の時間を過ごし、自分自身に翌日への強い決意を宣言する。

  • 日々の生活の忙しさを言い訳にせず、考えるだけでなく自分自身を成長させる行動を起こす(→モーニングメソッドの実践)

  • アファメーションを作成する

  • 理想の1日を過ごしている自分を想像する

  • 「なぜこの本を読むのか」「この本から何を得たいのか」を意識して、繰り返し本を読む

  • 構成を決めて日記を書き、理想と現実のギャップを前向きに捉える

  • モーニングメソッドを定着させるにあたり、習慣化するまでの30日間には習慣化を阻む壁があることを認識しながら過ごす

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