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36歳、大学に出願しました

私は高校を卒業後、早く社会に出たい一心で専門学校に入学しました。3年間のコースでしたが、2年のコースより余裕を持って、4年の大学よりも急いで実務的なことが学べて、せっかちだけど体系的に学びたい私にはぴったりなコースでした。

しかも「青山製図専門学校」という名前の通り、まず製図を覚えろ!という学校だったので、とにかく図面を早く描くトレーニングを積みました。マンションの1階平面図を20分で!今日はこの図面を描き終わった人から帰ってよし!という具合です。おかげでみんな図面が早く描けるようになり、ものすごく実務に役立っていて、先生には本当に感謝しています。

私は建築工学科というコースだったのですが、3年間でJW_CAD、Auto CAD、Shadeという3Dソフト、パワーポイントを習い、さらに年上の友達にイラレを教えてもらいました。専門学校って結構いろんな年齢、いろんな経歴の人が同じクラスになるんですよね。一度大学を卒業している人、高専で既に5年建築を学んでいる人、夜銀座のクラブで働きながら通っている人、、、やっぱり年上のクラスメイトは、私達みたいに高校卒業してすぐのヒヨッコは知り得ないことを知っていて、色々教えてもらいました。

何故か専門学校時代の話が長くなりましたが、今日は大学に出願した話です。

36歳、大学に出願しました

そういうわけで、最終学歴が専門学校だった私ですが、突発的に大学生になることになりました。大学に「行く」ではなく、大学生に「なる」なんです。

つまり、一度も大学に行かずに卒業できる、通信教育の大学です。

これが私のニーズにバッチリはまりました。

・コロナで外出できないから週末ヒマ
・でも土曜はギターレッスンがあるからスクーリングは厳しい
・最近仕事でプロフィールを出す機会があり、やっぱり大学卒業って書きたくなった
・そもそも社会人になってから夜間とかで芸大に通いたかったのをズルズル後回しにしてた
・芸術を体系的に学びたかった
・入試がない
・学費が安い←大事

もうこれだけ理由があったら出願するしかないでしょ!と、半ば勢いで出願を決めました。

でもカリキュラムや、大学から送られてきた資料を読めば読むほど"楽しそう""やりたい"という気持ちが強くなり、さっき正式にWEBで出願を終えました。

専門学校を卒業しているので3年次編入ですが、3年次編入した人が2年で卒業する割合が1~2割だそうで・・・

あ、ちなみに全然建築とか仕事には直結しない『芸術教養学科』に入ります。美術史とか、芸術と地域・生活との関わりとか。

先週個人事業主にもなって、今日は大学出願。いきなり色々始めすぎな気もしますが。2年後、無事に卒業できていますように。

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