責任感あふれる「縁の下の力持ち」【私が養老乃瀧Gで働く理由②本社クリーンチーム(前編)】
現在、養老乃瀧本部では、総勢37名の障害をお持ちの皆さんで組織する「クリーンチーム」(以下CT)が、首都圏の直営店を中心に清掃業務を行っています。
いわゆる「障害者雇用」というと「法的義務」という感覚があったり「仕事を任せられるか不安」と心配されがち。
でも、私たちのCTは違います。
実際にCTの方々の清掃業務の模様を見てみると、そんな感覚や心配とは無縁であることがすぐにわかります。仕事に対する責任感や、仕事をやり遂げる実直さを、彼らからひしひしと感じます。
例えば12月の繁忙期などの営業では忙しさのあまり、なかなかお店を清潔に保てない日もあります。そんな時期でも店舗のスタッフが毎日安心してお客様と向き合うことができるのは、CTの皆さんが翌朝早くから、しっかりと責任を持って清掃を行ってくれるから。どんなに激しく忙しい営業の後でも、翌日に従業員が出勤するころには、お店は清潔な状態に完全リセットされています。
スタッフが気持ちよく働くことができるのは、彼らの存在あってのことなのです。
そんな「縁の下の力持ち」クリーンチームのメンバー4人を、2回に分けて紹介していきます。
■「新しい効率的なやり方がないか、常に考えています」小薗井開(2012/10/15入社)
学生時代、野球部に所属していた小薗井さんは「プロ野球より大学野球が好きです」と話します。理由は「プロ野球のようにお金を稼ぐよりも、純粋に野球を楽しむ姿を見るのが好きだから」とのこと。
そんなまっすぐな気持ちの持ち主・小薗井さんは、池袋本社ビルのトイレや床の清掃を行ってくれています。
必ず心がけているのは、自身が立てた1週間の計画通り、時間内にきちんと終わらせること。その上で、新しい効率的なやり方がないかを常に考え、問題提起も欠かしません。
そんな風に仕事ぶりはいたって真面目ですが「この仕事はとても楽しいです」とも語ってくれました。
常に真面目に清掃してもらえるので、社員からの信頼も抜群。いつも「頑張って! 応援しています」と声をかけてもらっているそう。常に笑顔を絶やさずに仕事と向き合う小薗井さんに、社員みんなが感謝します。
■「店がきれいになることが楽しい」山口里奈(2022/04/11入社)
「店をきれいにすることで、お客様が笑顔になってくれたらいいなと思ってます」と語る山口さん。「店がきれいになることが楽しい」とも話してくれました。
以前は高田馬場店とさかえ通り店に勤務していましたが、現在は池袋ビル内の「韓激」と「養老乃瀧」で清掃を行ってくれています。
正直に言います。CTの皆さんが清掃を行ってくれる前、多忙な時期にはなかなか店舗の清掃が行き届かなかったこともありました。
でも今は違います。山口さんらメンバーが、店舗をとてもきれいな状態で維持してくれています。
また山口さんは以前、高田馬場店で清掃以外に荷受業務も行っていました。そのため食材の名前や、食材を収納する冷蔵庫や冷凍ストッカーの位置なども、しっかり把握してくれています。本当に助かります。
そして、仕事を集中して時間内に終わらせることを常に考えて行動しており、手際のよさはピカイチ。てきぱきと効率的に仕事の進めてくれています。
そんな山口さんには、これからも楽しく、生き生きと働いてほしいと願っています。
(後編に続く)