「Esportsで地域の壁を越える」【Nakaziiiiiiインタビュー】

様々な若い世代が集うesports業界で、廃校×esportsという新たなアイデアを提唱したNaK kaziiiiiiさんにインタビューをさせて頂いた。

彼のアイディアはどこまでも独創的であり、面白いものばかりで、esports業界の未来には必要不可欠な人間であった。

Nakaziiiiii...

Twitter…(@tukumomaster)
17歳、現在高校2年生。
【九十九一門】Clan master。
【E-sportsの会 U-20】
discord(https://discord.gg/ZcjP3w)管理人。
【Esportsの会】
discord(https://discord.gg/CPjYp6p)所属。

廃校×esportsというアイデアはどこから？

募集ページ
(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdCXDZ1tqFJvPWZPqBv0tJkQilHYIZI5bkzlhRHu6QqUvnCmg/viewform)

──廃校×esportsというアイデアはいつ思いついたんですか？

Nakaziiiiii:
最初は但木さん(@k_tadaki)のツイートがきっかけで、公共施設と廃校を交えた取り組みが出来ないかと話していたのがきっかけで、廃校×esportsという取り組みをやってみようってことになりました。

──1/26のワークショップでは具体的にどういうことをするんですか？

Nakaziiiiii:
開場が10:30ぐらいなんで10:00には駅で待ち合わせをして、午前中は集まった人達と親睦を深めたいなと思ってます。

午後からはワークショップをやろうと思っています。
このワークショップは僕が考えたんじゃなくて、Esportsの会に所属している方にアイデアを出していただきました。

──ざっくりまとめると交流イベントなんですね。

Nakaziiiiii:
そうですね。
その方には司会をしてもらって、僕は話し合いに参加しようと思ってます。
esportsの人と話せば会話も盛り上がると思うんですよね。
昔考えてたことを思い出すかもしれないし、今後やってみたいイベントとかもそこで考えられればなと。

今回は参加できない人も多かったので、生放送とかで情報共有をできればなと考えています。

──廃校×esportsの次にイベントの開催など考えていますか？

Nakaziiiiii:
とりあえずこういうイベントを各都道府県でやってみたいです。
廃校とかって地域での活動だと思ってるので、地域住民の方だったり、企業の方、地方自治の方達との交流も増やしていきたいなと思ってます。

のちのちはそういう交流を通じてスポンサーの方から支援して頂いて、それを通じて他のイベントも考えたいです。

──他のイベントの具体的なビジョンはありますか？

Nakaziiiiii:
廃校を利用したesportsの大会をやりたいです。
というのも、秋葉原などで行われているesports大会や賞金が出る大会よりも、単純にesportsやそのゲームタイトルに興味がある初心者の方に来ていただけるようなイベントを計画してます。
後は【九十九一門】というClanを運営してるので、法人化したいと考えています。

後はゲームも作りたいですね。

──ゲームですか？

Nakaziiiiii:
僕らの【九十九一門】はR6SのClanなんですが、それでプロになるというよりも、新しく出たゲームでプロになりたいんです。
そしてそのゲームを自分たちで作れればいいなって。笑

──その考えはなかったです。笑

Nakaziiiiii:
ほかのゲームみたいにグラフィックとかは別に凝ってなくて、本当に競技だけのゲームを作れればいいなって考えてます。

Nakaziiiiiiが考えるesportsの課題

──なにかesports業界で問題視している点はありますか？

Nakaziiiiii:
そうですね…
業界はもっと企業がesportsに対する考えや意識が柔らかくなれば流行ると思うんですが、やっぱりそこが課題ですね。

日本独自の偏りがあってもいいと思うんですよ。

──どういった偏りですか？

Nakaziiiiii:
例えばゲーム1つにしても、PCゲームやスマホゲーム、コンシューマーだったり、日本独自の文化を築けたら面白いと思うんですけどね。

そのモデルとかは海外から取り入れるのがいいかなって。

──なるほど。他にはありますか？

Nakaziiiiii:
セカンドライフの確立ですね。
プロプレイヤーとしての活動が終わったあとの人としての活動がまだ日本では曖昧だと思ってるので。
そういうのはJeSUとか各地方のesports協会の方に頑張って欲しいなとは思ってるんですけど。

Esportsは地域活性化には凄くいいジャンルだと思っていて、でももっといい活動とか考えるべきだし、僕らがどう使うかもこれから必要になってくると思います。

──最後にこれからどういう活動をしていきたいですか？

Nakaziiiiii:
今言ったような事は数年はかかると思ってるので、その数年間を支える人材を増やしていきたいなと思ってます。

それこそ"学生ブランド"使っていきたいですね。笑

──ありがとうございます笑

Nakaziiiiii:
若いしまだまだ未熟なんですけど、それはこの業界も同じだと思ってるので、一緒に歩んでいきたいです。

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Nakaziiiiiiさんは私と同じ17歳で、同級生にインタビューをさせてもらうのは今回が初めてだったが、同じ歳でここまで考えている人がいるというのは、とても楽しい経験だった。

ここに書き留めた文は全てを書き留めることは出来ていないが、考えの一つ一つが自分にはない考えで、新鮮な気持ちで話を聞くことが出来た。

若い世代が活躍できるesports業界は特殊だと思うし、今のesports業界にしかない、貴重な時間が流れている。

そんな業界で埋もれない人間というのは、今にないアイデアを自由に発言し、行動できる彼のような人間だろう。

廃校×e-sports・ゲーミングシティ構想のワークショップの運営ボランティア・参加者の参加申込書
(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdCXDZ1tqFJvPWZPqBv0tJkQilHYIZI5bkzlhRHu6QqUvnCmg/viewform)

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