親子の因果関係②

このテーマ。

①に続き、②に書く記事は別の話になると思っていたし、
もう少し先になるかと思っていましたが、
昨夜ある夢を見たことで　インスピレーションを受け、
今日はそんなところからの話を書いてみようと思います。

昨日こんな夢を見ました。

父と妹が出てきて
父の懐に私がもたれかかって座っていて、その私の懐に妹がもたれかかって
座っているという夢。

細かい情景やこんなこと話してた　とかは割愛しますが、
父の懐にもたれかかるくらいだから　すごく小さいこどもの頃の自分かと思えば
そうでもなく、割とそれなりに成長している（おとな？）私。

普通に考えればちょいと気持ち悪い　シチュエーションですが、
夢なので　そういうのはなく、

むしろ現実での私と父の関係の雰囲気よりも　もっと柔らかくラフで
心が通っている感じ。

というのも　私達父娘は関係が悪い訳ではないのですが、
私の父は真面目で　自分の感情や何を考えているかなどをほとんど出さない愛情表現があまり上手でないタイプ。
かくいう私は　母を８歳で亡くしてから、寂しさや悲しさはあったものの、
それは父や妹も一緒なんだから　と自分のそういった感情を出すことなく、
悩みや壁にぶち当たった時も　なんでも自分で考え、自分で解決して生きてきた甘え下手なタイプ。

さらには厳しい父の元に“制限”を感じていたので、
（今思えば　成人するまでの当たり前の親の愛情・心配心レベルでした。）
物心ついた頃から　早く自立したい！　と思っていました。

生真面目な父と甘え下手な娘。
性別の違いも相まって　思春期の頃なんかは会話も必要な連絡事項くらいで、
感情をやりとりしたり、分かち合うということはしてきませんでした。
（いや、思春期に限らず母を亡くして以降ずっとそうだったかも）

成人してからは　思春期の頃に多少嫌うような感情を抱いていた父に対しても　育ててくれたことなど感謝の気持ちが芽生え、
恥ずかしいながらも　要所要所で伝えるようにしたり、
唯一の家族なんだからと　父と妹と３人で食事に行ったりする機会を持ったりしてきました。

また、分かち合いたいという気持ちも芽生え、関係を少しずつ築いてきましたが、
成人する前も　成人してからも私は自分自身の中に《自立》というワードが強くあり、そこが自分に制限をかけていて
（こんなところもまさに自分のホロスコープに出ているのですが）　
❝父を頼る、父に助けてもらう、父に甘える❞ということをほとんどしてこず、
“自分でなんとかしなきゃ”、“自分自身で自分のことはどうにかすべき”　と思ってやってきました。

そんな私でしたが、
２年半前に離婚をしたことでついに父を頼るというシーンが出てきました。
まだ幼いこども達がいたことで、
私もようやく父に助けてもらう、甘えるということができたのですが、

今日の夢の中では　私は完全に気をゆるし　父にもたれかかっていたので、
そんな夢を見て、私まだまだ父に甘えたいのかも。　と　ふと思ったのでした。

そんな夢を見たのは　先日大きな感情のデトックスがあって、
それが反映していただけかもしれませんが、

それにしてもこの夢からたくさんのメッセージを受け取ったのです。

○それは先に書いた　まだまだ父に甘えたいのかも　というのがひとつ。
傍からしたら　この年齢から甘えるって　という感じかもしれませんが、
幼いこどもの頃から甘えてこなかったんですもの、
そりゃあ　甘えたい　という　私の幼い欲求がどこかに溜まっていてもおかしくないはず。

そういえば　私は誰の前でもあまり弱い自分を見せてこずに生きてきたのですが、
唯一弱い自分を見せれる相手というのが恋人（親密な関係になる異性）でした。　
出そうと思えば友人にだって出せない訳ではなかったのですが、
出したいと思える相手がそこだったんですよね。

そして昔も今も男性に対して“甘えたい”という欲求があるのです。

それは普段歯を食いしばって頑張って生きてきたから・いるからこそ　
パートナーの前では頑張らない自分でありたい、癒されたいという欲求になるのだと思います。
（男性に自分をさらけ出してもたれかかっても　仕方がないし、
そこがなくなって　自分が保てなくなってしまうようならば“依存”であり、結局のところはパートナーありきでなく、自分自身のことを解決するのが一番の自分の為であるのですが。）

○ふたつめの気づきは
私がそのように親密になった異性にだけ本当の自分を見せる、甘えたくなるというのは　父親に甘えてこなかった　満たされてない部分がそうさせていたのかも　という
父親との関係が異性との関係に影響するというやつですね。

○そしてもうひとつは
父ももしかしたら　もっと甘えて欲しかったのかも。　ということ。

愛情表現が上手じゃないながらも、
いつも気にかけてくれていたり、　父の愛は伝わってきているのですが、
そんな風に不器用だからこそ　自分からは形式的にしかできないけれど
何かしてあげたい気持ちは　いつも伝わってくる父。
本当は昔から　もっと頼って甘えて欲しかったのかも。

そんなことも夢からメッセージとして受け取りました。

○また、真面目で愛情表現下手と私は父のことを捉えてきましたが、
それすら　私がそういうイメージで父のことを捉えてきただけで
本当の父はそうでもないのカモ？　ということも。

確かに　私が幼い頃の父は　もう少しユーモアがあった気がするし、
今よりは軽いエネルギーだった気がします。
父も私同様　人生の中でいろいろハードなことがあったので
堅くなってしまっているだけなのかも。

ちょっとこれからは　父に対する余計なイメージは取っ払って
父と接してみようかな♪

○そして　最初の頃に書いたきり　話に出てきませんでしたが、
妹も夢に出てきた　というあたりから、
今は亡き妹からのメッセージである気もしてならないのです。

何はともあれ、
自分にとっては普段の父と私とはちょっと違う
少し不思議な感覚の夢で、
でも父に甘えられている状態、そして心が通っているような状態が幸せで、
寝起きからほんわか温かな気持ちになれた朝だったのでした。


私自身の話ばかりになってしましましたが、
親子の因果関係という部分でいうと、
書いたことほとんどが因果関係といえますが、
３つ目の部分の相関関係について
今回は長くなってしまうので、
また改めて書きたいと思います。


そだそだ！
そういえば夢の中で父に“ちょっとゆっくり話したい”というようなことを
言われたんだった！（現実ではそんなこと言われたことないし、言わなそう）
もしかしたら　父の無意識（潜在意識）はそうなのかもな～。

とりあえず連絡してみよう♪

みなさんも似たような経験などありますか？

夢に限らず、思い浮かんだ時というのは　何かインスピレーションを受けている時。

大切な人への連絡は　思い浮かんだその時にしてみてくださいね♪
それが必然なタイミングで　後に後悔しない選択です。

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