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理想のモノは自分で作るしかない

昨日千葉市の「大陶器市」に行ってきました。

今回はネルドリップ用のデミタスカップと、ネル用サーバー、いいのがないかなー。
 良いのが無くても、今度陶芸教室に行こうと思っているのでその参考にしようかと。

理想のデミタスカップ

六本木ヒルズにて。縄文土器のような器、良いですね。

 欲しいデミタスカップというのは
・下に行くにつれて窄まって、手に馴染む形。
・厚すぎず薄すぎずの飲み口。
・萩焼のような、土感のある素材。
・外面は釉薬なし。
・飲み口・内側には釉薬あり。
・白、ベージュなど、珈琲の色味が分かる釉薬がいい。
・器一つ一つの色味に差があって、選べる事。
・取手のないもの。

、、、!!理想を挙げているうちに気付いた

 「取手がないってもはやぐい呑みでは!?」

 と向かう電車で閃き、着いてからはひたすらぐい呑み探し。

 ですがあまりにオーダーが多すぎたのか理想のモノは見つからず、、、
 今度愛知県瀬戸市に作りに行ってきます。

「黄瀬戸」と言われるものです。
これは鉢ですが、色のイメージに。



理想のネル用サーバー

1番よくあるのはこんな銅製の片手鍋

カフェ・ド・ランブルさんより。

 この銅と錫(?)の色合いの深さ、堪りません。

 しかし、実は最近ハマっている珈琲の飲み方があるんです。
 日本酒をお猪口と徳利で飲むように、
サーバーから2〜3口分カップに注ぎ、飲み切ったらまた入れる。

この晩酌スタイルだと、サーバー内の珈琲が温かい限り、「温かい珈琲」と、カップで冷やされた「冷たい珈琲」の味の変化を何ループもできるんです!

 そうすると、銅だと熱伝導率が高く冷えるのが早い。私の飲み方に向かないんです。
 そこで選んだのが厚手の焼き物。これなら注ぎやすいし、保温性能もバッチリ。急須のイメージですね。


 サーバーになり得るモノを探せ!

パッと思いつくのは、納豆鉢。
あとはそれに準ずる注ぎ口のある器。
「何かあるだろ」と思っていたのですがこれまた難しい、、ないなぁと思いながらも急須コーナーを探していると

 ありました!
 緑茶用の湯冷しだそう。
この色、口の大きさ、フォルム、(注ぎ口は液ダレしそうですが笑)

 この形を作るのは難しいし、形は理想!
と思い購入しました!


 帰宅して早速使ってみると、大きさ、使用感はベスト。液ダレも想定内。ただやはり

「持ち手、いらんなぁ」

自家製のあんこと共に

最後に

 「理想のモノ」が既製品にあるわけではない。自分の欲しいモノは自分で創る。

 珈琲に関しては、そう思うことが増えてきました。
 偉大な珈琲の大先輩方もやはり、
・ヤカンの注ぎ口を変え
・ドリッパーのリブを削り
・砂糖入れを創り
・カップも創り
「自分にしっくり来るモノ」は自分の中から出てくるんだなと、改めて感じました。

大陶器市で見た、良さげなカップ達、載せておきますね。

笠間焼き あじさい工房さん
使い込むほど青く変化していくそう。
織部焼
唐津焼

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