【自分語り】僕が「にじさんじ」にハマり、そして「鏑木ろこ」と出会うまで



はじめに (←飛ばして読んで頂いても構いません)

挨拶

こんにちは、四り道こと四廻 道流(よまわり みちる)です。

別に自分自身に〆切りとかは設けていませんが、noteに書きたい出来事がどんどん貯まっているので、若干焦りながらこの記事を少しずつ書いています。焦ってる割には遅すぎますけどね。
これを書き始めた頃はまだ暑かったはずなのに、今はなんかもう寒いです。まさか1つの記事を書く中で季節を跨ぐことになるとは…

そんな僕の事情は置いといて、今回の話を始めます。
以前投稿した自己紹介記事でも少し触れていたのですが、
僕は「にじさんじ」というVtuberグループが好きです。

「にじさんじ」については前回記事でも記載していたので、ここでは簡単に。
「にじさんじ」とは、ゲーム配信や雑談、企画など、YouTubeをメインに様々な配信を行うVtuberグループです。

そして、今回ここで書こうと思っている内容はタイトルの通り、「僕と『にじさんじ』、そして現在の推しである『鏑木ろこ』さんとの出会いについて」です。

この記事を書く理由について

これも前に少し書いた内容ですが、僕の日常は「にじさんじ」と「スマブラ」に支えられていると言っても過言ではありません。
つまり、これらが僕の日常の行動原理や考え方に割と関わってくるということです。よって、おそらく今後書く記事には「にじさんじ」や「スマブラ」を通して得た知見等が登場してくる可能性があります。

なのでこの記事の存在意義としては、今後登場するであろう僕の「にじさんじ関連にまつわるエピソード」にて浮かんでくるかもしれない、「そもそもこの筆者はどれくらいにじさんじのファンなの?」という疑問に対し多少なりとも説明を加える役割を持つ、という感じですね。(同様にスマブラに関しても、書く必要があると感じたら書こうと思います)

あと、単純に僕が書きたかったからです。そもそも「人と配信者の出会い」の話を聞く・読むのが結構好きで、忘れないうちに僕も記録しておきたいな、と思っていたので。今の時点でもちょっと忘れかけてますし…
(↑なんならこれが本命の理由かも)

ということで、まあそんな感じです。
それでは本編に入っていきますね。

僕と「にじさんじ」との出会い (←ここから本編です)

僕がにじさんじにハマる事に影響を与えた4名

まず、僕がにじさんじにハマる上で大きなキッカケになった、4名のライバーさん(←所属Vtuberの事を示す単語)を紹介します。

それが、以下4名の方々です。

  1. 不破 湊さん

  2. 鈴鹿 詩子さん

  3. 早瀬 走さん

  4. 長尾 景さん

それぞれどういう方かは後に触れていきますが、客観的に見てもパッと見で分かりやすい共通点は無い気がしますね…
まあ、この4人を男性ライバー/女性ライバーに分けて見ると意外と似ているところはあったりするのですが、それは僕がハマったキッカケにはあまり関係がありません。

ここからは、この4名それぞれとの出会いについて、時系列に沿って話していきます。若干記憶が曖昧な部分はどうしてもありますが、できる限り思い出しつつ進めていきます。

不破 湊(ふわ みなと)さん

時は2020年、夏。
(もうそんな前になるのか…と自分でも驚いてます)
この頃には既に新型コロナウイルスが徐々に流行ってきていました。
なので家にいる時間が増え、この頃の僕の趣味といえばほとんどスマブラ1本だったと思います。最近こそTwitchで配信する方が増えてきていますが、当時はプロ/アマ関係なく有名プレイヤーの配信がYouTubeで盛んだったので、自分でスマブラをやっていない暇な時間はそういった人たちの生配信を見たり、配信アーカイブを見て過ごす事がほとんどでした。

有名スマブラプレイヤーの一人、忍ismGaming所属「あばだんご」さんの配信を見ていた時のこと。
配信内だったかTwitterだったか、あるコラボ配信が告知されます。
それが、あばだんごさんと「にじさんじ」所属・不破 湊さんのスマブラ対戦配信です。

あくまでも僕の印象ですが軽く紹介を。

不破 湊さんは、天然な一面もありつつ真剣な時はきっちりと、ふわふわ感と共に安定感のあるトーク、
そして様々なゲームを上手にプレイ出来る、高いゲームセンスを備えた
「バーチャルホスト」のライバーさんです。
近年では夏になると、早朝のラジオ体操が話題になったりしますね。

スマブラも例に漏れず上手です。

このコラボの日まで、僕はそもそも「Vtuber」の方の配信を見たことがありませんでした(友人にVtuberの存在自体は教わっていましたが)。
マジで生配信・動画共にスマブラ関連ばっかり見てましたからね。

つまり、不破さんは僕にとって
僕が初めて生配信をまともに見たVtuber
ということになります。

ところで…
僕は過去、Xにて以下のような投稿をしています。

おい、不破さんが初めてじゃないのかよ!
早くも嘘をついていることになってしまう…

すみません、これには少し事情がありまして…
実は、不破さんと詩子さんそれぞれとの出会いの時の前後関係は、正直僕の中でかなり曖昧だということです…
2人それぞれの配信を初めて見たのが、同じ2020年の夏だったんですよ。

「YouTubeの視聴履歴をめっちゃ遡れば分かるのでは?」

いえ、当時YouTubeを見てた時は、アカウントを作らず、未ログインの状態で視聴していたので、もう確認出来ないと思います。多分。

ちなみに、最初に見た「生配信」の日付は不破さんの方が先だった気がしています。
一方で詩子さんを知ったのは、それより時期が前の動画/切り抜き動画だった可能性があります。

なので、
「投稿者は、Xでこの投稿した時は詩子さんが先だと思っていたし、このnoteを書いている今は不破さんが先だと思っている」
ということでお願いします。
(別にどっちでもいいわと思った方、僕もそう思います。)

鈴鹿 詩子(すずか うたこ)さん

ということで、二人目(?)です。

鈴鹿 詩子さん(通称:詩子お姉さん)は、BL(過激寄り)やショタを愛し、それにまつわる配信や動画作りを中心に行なっているという、めちゃくちゃ活動内容を説明しやすい「歌のお姉さん」の腐女子ライバーさんです。

詩子さんを初めて見た具体的なものは、何かの動画だったか、それとも生配信だったか、正直もうマジで覚えてません…
ただ、最も古い記憶として印象に残っているのは以下の配信アーカイブですね。

このサムネ見て配信開かない人いますか?いや、いないでしょ。

内容としては、詩子さんが募集したショタ達のイラスト(18歳以上)を紹介していくというものですね。

一応言っておくと、僕自身はBL系の趣味はありません。
が、「自分が知らない世界」という点で話を聞きたいという興味はありました。

詩子さんの配信はBLに関連する内容が多く登場するので、シンプルに新鮮で面白い。こうして見ていくうちに、BLの世界を少しずつ学び抵抗が無くなっていくと同時に詩子お姉さんにハマっていき、気付けばチャンネル登録していました(この時はGoogleのアカウントでログインしていただけだったので、コメント等もしておらず「四り道」アカウントも作っていませんでした)
(完全に余談ですが、僕は『私がモテてどうすんだ』という腐女子の女の子が主人公の漫画が結構好きで、この作品にハマったのは詩子さんのおかげで『腐女子』という概念に対するハードルが下がったからだと思ってます。本当にありがとう)

詩子さんは僕にとって
初めてハマったにじさんじライバー
だということです。

早瀬 走(はやせ そう)さん

ここでは、早瀬さんの紹介は一旦後にしましょうか。
不破さん、詩子さんとにじさんじのライバーさんの配信を見るにつれて、徐々に僕のYouTube画面にはにじさんじ関連のものがお勧めされてきます。

ただし、この頃はまだ「にじさんじ」がどういうものかあまり分かっていませんでした。そもそも食わず嫌いというか、自分から知ろうとしていなかったんですよ。
僕はインターネットよりもテレビやラジオで育った人間なので、スマブラ以外のゲーム実況にはまだあまり関心が無く、見たいと思う配信がやっていなければ相変わらずテレビやラジオで時間を潰していました。
特にお笑い芸人さんにややハマっていた時期でしたね。テレビはバラエティ多め、ラジオも芸人さんが出ている関西ローカルの番組を好んで聴いていました。

そんな中、この以下の生配信が僕のYouTubeに流れてきます。
早瀬 走さんを初めて知ったのは、こちらの配信です。

これはアーカイブではなくリアルタイムでやっていて、途中から見始めた覚えがありますね。
複数人でわちゃわちゃした感じが自分の好みに合っていそうだったし、当時、趣味でボードゲームを作っていたこともあって、配信を開きました。

早瀬さんの喋りを聞いたときの第一印象はズバリ、
え、関西の女芸人さん?
でした。

本当に声の質とかテンポが関西のそれなんですよ。僕が関西在住ということもあり、めちゃくちゃトークが滑らかで頭に入ってきやすい。前述した通り、芸人さんが好きだった僕はこの喋りに一瞬で虜になってしまいます。

あとこのコラボのメンツも良かったですね。和気あいあいとした配信の雰囲気は「プライベートで遊んでる感」と「バラエティ番組感」が丁度良いバランスを作っていたような気がしています。

そしてこれをきっかけに、
「他にどんな人達がいるんだろう、いろんな人を見てみたい」
と感じた僕は「いつから.link」を見つけ、空き時間にその時やっている配信をまばらに見に行っていました。コロナでたっぷり家での時間があったのとも噛み合ってました。

早瀬さんは
僕がにじさんじというコンテンツ全体に興味を持つきっかけになった人
ですね。

長尾 景(ながお けい)さん

早瀬さんをきっかけにいろいろと配信を見てみる訳ですが、その内容にもいろいろあるわけで。

たとえば企画や単発ゲームなら気軽に見に行けます。
一方で、複数回に渡って同じゲームをするRPGなどの場合は前の回を見ていないと、ちょっと躊躇してしまいます。
雑談ならジャンル的には気軽に見に行ける部類ですが、『その人の喋りが自分に合うか』が分かっていない状態だとちょっと迷うというか、優先度は下がっちゃう感じがします。(個人の意見です)

結果として以前よりも様々な方の配信を見るようになったものの、全体的にその回限りの配信を見て満足することが多く、新たにガッツリハマるライバーの方はなかなか見つからない感じでした。

そんな中、僕が定期的に見るようになったのが長尾さんのマイクラ配信でした。

長尾さんの事は確か、この頃行なわれていた企画『いちから中央銀行』で知ったんじゃなかったかな。

僕から見た長尾さんはなんというか、器用な人だな~と感じる事が多いです。
この頃は『忖度師』とか呼ばれたりしてましたが、個人的にはトリッキーな配信内容の方が印象的で、他の人がやらないようなことをやってエンタメを成立させていました。この記事を書くにあたって当時見てた配信をちょっと振り返ってるんですけど、モールス信号覚えたりとか、APEXのボクシング大会開いてたりしてました。懐かしい…。ポケモンのガチRTAとかもやってましたね。
あと、年月が経つにつれて配信の内容を大きく変えていく様も器用さに結びつくのではないでしょうか。最近だと刀剣乱舞とか、ダンス関連のイメージが強くなってきてます。時代と共に男性ライバーさんの注目度が上がっていくにつれて、変化するニーズに応えるように活動しているのはすごいと思います。

話を戻します。
そもそもライバーさんのやるマイクラ配信は、全体的に『ゲームをしつつ雑談を結構している』ように感じています。なのでその人の話を聞きに来ても良し、ゲーム内の突然の出来事を期待しても良し、万能な楽しみ方が出来る題材だと思います。そしてどこから見ても面白い。

で、なぜ長尾さんのマイクラ配信を見るようになったかというと、ズバリ『自分が見たい時間帯に習慣的に行なわれていたから』です。

大学生だった僕はコロナ禍ではリモートで授業を受けていたのですが、お昼近くに一コマ分空きがあったりしました。それがお昼休みと連続しており、中途半端に暇な時間が1日の真ん中に発生します。
ゲームをするなどの選択肢もありましたが、ゲームした後にまた授業受けるのがなんか嫌だったというか…そういうのは1日の授業が全部終わってからやりたかった訳です。
そんな空白の時間に、長尾さんのマイクラ配信が噛み合ってきました。
この配信はお昼から夕方前くらいにかけて行なわれることが多く、空きコマをほぼ毎回消費してくれる。これが習慣化され、配信に向かうのが日常の一部に。さらにその人がやっている他の配信も徐々に見るようになる訳です。

一瞬だけ脱線。
そういえばお昼のマイクラ配信内の恒例だった『ダービー&景食コーナー』もめっちゃ良かったな。
僕はマイクラ未経験なので詳しいシステムは分からないんですけど、ブロックを特殊なピッケルで砕いていくと個数が変動し、その変動後の数をリスナーが当てる、というシンプルなコーナーです。当たればその日はラッキーという占いですね。外れた場合はその時指定されるラッキーメニュー『景食』を食べると不運をケアできるって感じでした。(外れた人達がメニュー調達のために配信から抜けていき、調達後に戻ってくるので同接が一瞬減り、数分後また戻る、という現象も定番)
実際どういうコーナーだったかは以下の配信の51:15あたりからを見て頂けると分かるかと。

もう一回だけ脱線。何度もすみません。
それで言うと現在の鏑木の『おはろこ』『(おはろこ内の)星座占い』『土曜夜のメン限同時視聴』とかはマジで僕のニーズにバッチリ当てはまってますね。
最近は僕のスケジュール的にリアタイできないのもしばしばありますが、決まった時間に決まった配信・コーナーをやっているのはとても魅力的です。

戻ります。
こうして自分なりの『ハマり方』のパターンの1つを学んだ僕は、少しずつ習慣的に見るライバーさんを増やしていきました。

長尾さんは
僕が様々なライバーさんにハマっていくきっかけの人
になりました。

僕と「鏑木ろこ」の出会い

時は流れて、2023年の一月。
この頃にはコロナはだいぶ緩和され、普通に学校に通ってました。

学校に通うということは、生活リズムもかなり修正され、暇な時間も減るというもの。
当然、配信を見ることが出来る時間は以前よりどんどん減っていくわけですが、それでも可能な限り見たい配信は時間を作って見るようにはしていました。

ちなみに、この頃までにじさんじを見続けてきたものの、まだ『推し』と呼べるほどの存在はいませんでした。「この人が出る配信は見たいな」とか思うことはありましたが、『推し』とはちょっと違うなあという感じ。
そんな中、1月半ば、新人7人(後にidiosという名が付けられる方々)のデビュー告知が公式から発表されます。

大人数の同時デビューであることや、VTA(バーチャル・タレント・アカデミー)からやってきた人が複数いるってことでかなり話題になってましたね。
ただ、この時僕が注目していたのは初配信の日付でした。

『1月19,20日』

ちょっと濁しますが、この日は僕の大学卒業に関わるイベントがある割と重要な日付だったんですよね~。なので大忙しだった訳で。
新人さんが来る度に初配信は極力リアタイするようにしていたので、
「この2日は心臓バクバクさせながら初配信見ないといけないのか…」
と思ってました。まあ、見るんですけどね。

ドキドキの二日間

で、1月19日を迎えます。
朝から学校でフル稼働。
昼も夕方も稼働。
夜を迎える頃、軽食と共に廊下のテーブルに移動。さすがに作業を突然中断してまで見る訳にはいかないので、ここに休憩時間を合わせられるように調整していました。
ノートPCを開き、7人のうち4人の初配信を見届けます。

暖房も効いていない廊下で見たこれらの初配信は、すごく暖かかったです。
とても良かった。
ライバーさんの初配信はどれも、誰のものでも特別なパワーを感じます。「この人達もこれからここでやっていくんだなあ」という思いが、応援の気持ちと共に自分を振るい立たせてくれます。
自分もまだやることが残っていたので、「へこたれず頑張ろう」という気にさせられました。(書く場所が無いのでここに書きますが、2日目の鏑木以外の二人の初配信も良い物でした)

1日目を終えて家に帰ったものの、2日目の朝を迎えるとすぐさま学校へ。
残りの作業に取りかかります。

作業そのものは、この2日目の昼まで(正確な時間は覚えていませんが)に終了させる必要がありました。
数時間の間でしたが死に物狂いでやっていました。今までで1番集中していたし、張り詰められた精神状態によって激しい動悸がずっと止まらなかったのを今でも覚えています。

締め切りの時間を迎えます。作業がどうなったかというと…




間に合いませんでした。


冗談抜きに「目の前が真っ暗になった」状態とはこういうことを指すのかと思いました。
正直自分は絶対に終わらせられると思っていたし、あまりにも目の前の事が信じられなさ過ぎて汗も涙も出ません。喉が渇いても全く気になりませんでした。「消えてしまいたい」どころか「本当に自分が消えかかっている」かのような感覚でした。
教授に今後の事・対応を少し相談し、まっすぐ家に帰ります。
悪いのは全て自分だというのは勿論分かっていましたが、本当に出来る限り誰とも話したくなかったし、何も食べたくないどころか何もしたくなかったです。

帰りの電車の中、いつもはスマホを触っていましたがこの日はただ窓の外を眺めるだけ。どんな情報も自分にとっては邪魔だったからです。本当は目を瞑っているのが1番良かったと思いますが、目を閉じようと力を入れる気すら起こりませんでした。

家に着き、手を洗って軽く着替え、布団に寝転がります。
天井を眺めているだけで時間が過ぎていきました。
辺りが暗くなってきて、ちらりと机の上の時計を見ます。
2日目の初配信の時間が近づいてきていました。

何のやる気も起こる気配がありませんでしたが、「今日はこれだけは見よう」とスマホを手に取りました。いつもは基本的にノートPCで配信を見ていたものの、体を起こすことが出来なかったからです。

さて、そんな状態でいよいよ鏑木の初配信を迎えることになります。

感想としては…

面白かった。

本当にただ、面白かったです

いつもの自分なら声を上げて笑っていたかもしれません。
当時見た時は少し「ふふっ」と笑う程度でした。
それでも、この時の自分の状態で笑うことが出来るとは思ってもみなかったです。

その後、教授から今後についての連絡が来ました。
とりあえず終わらせろ、と。
それ以降はまだ分からないとの事でした。

それでも、出来ることはやろうと思えました。
初配信を見ていなければ、立ち直る感情すら湧かなかったと今でも思います。
この2日間は、自分にとって紛れもなく人生に大きな意味を与えるものになりました。


初配信以降、鏑木の配信を積極的に見るようになりました。相変わらず時間に余裕があった訳ではなかったのですが、それでもなんとか配信を見る時間を作ろうと努力をしていました。
作業の方はというと、なんとか、どうにかなりました。なので、明るい気持ちで配信を見続けることが出来ました。

鏑木の配信を見ているうちに抱いた印象は、これは本当にキモいし失礼かもしれないのですが、
人生の中の別の分岐ルートを生きている自分
でした。

自分も大学に入る前はエンタメの道を志していた時期があったのですが、結局怖くて止めてしまったのです。後悔はしていませんが、「その道を目指して進んでいたらどうなっていたんだろう」と考えることは多々ありました。

鏑木の話を聞いていると、自分との共通点がいくつかありました。
一方、自分と違う点・経験は「自分が触れる機会があったかもしれないが、あえて触れない選択をしてきたもの」が多かったように思えました。
(まあ当たり前といえば当たり前ですが)

だからこそ、
自分に近いようで遠い存在
だと感じたのだと思います。

そして同時に、
自分の人生の中の選択が少し違っていたら、鏑木のようになっていたのではないか
とも思いました。(傍から見たら大袈裟かも)


この頃はまだ、鏑木のことを『推し』と思っていません。
ただ、「この人を追って、今からでもこの人の様に人生を過ごしていけたら、自分の人生のルートが広がっていくかもしれない」というような漠然とした期待から、活動を追うようになっていきました。

難しい言い方になってしまったかもしれませんね。
まあちょっと言い換えると、「これから鏑木のように積極的にいろいろなものに触れて、いろいろな事を感じていくと、自分の人生にとって良いものになるかも」と思った訳です。


少し時期が経ち、鏑木の収益化・メンバーシップが解禁されます。

鏑木のメンバーシップに入る事に、何の迷いもありませんでした。そして、僕の人生で初めてのメンバーシップ加入ということになります。

自分は多分、ここで初めて鏑木が『推し』であることを自覚しました。
(お金を払うことだけがファン・推しである証明だとは勿論思っていません。ただ、その人に対する気持ちや抱く価値を示す形の1つだとは思っています。実際のところ、僕も鏑木の全てのグッズを買っている訳ではありません。また、今までチャンスはありつつも誰のメンバーシップにも入ってこなかったので、『メンバーシップに入っただけ』と思われるかもしれませんが、僕にとってはかなり大きな出来事でした)

そして、今

気が早いかもしれませんが、もうすぐ鏑木達『idios』は活動1周年を迎えようとしています。
そして、これは同時に『自分が鏑木を追って一年』であることも指します。
正直、どこかで飽きるかもと思ったこともありました。
でも、全然そんな気配はありません。なんなら買うグッズは増えたし、本を読んだり映画を見たり、知らない街に行ったりと鏑木に影響されて新しく始めたり挑戦したりすることも増えてきました。

1周年を迎える前にこの記事を書いてみた訳ですが、思ったより覚えていました。それだけ意味のある出来事が多かったということでしょうね。

書くモチベがまあまああるので、また近いうちに新しい記事を書こうと考えています。まあ、『近いうち』がいつになるかは明言しないでおきますが…

今回はこの辺りで失礼します。それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?