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【パラダイムシフト】

2010年、秋。発症。

まだ残暑が厳しい9月に、38度の熱から始まりました。

風邪だろうな。と思い解熱剤で熱を下げるものの、数時間でまた上がる。

風邪かな?と内科で抗生剤をもらい、服用するも下がらず。

熱はどんどん上がる一方。
3日毎に3件の病院を周りました。

そして、1週間経った時は40度以上。
ふらふらになりながら、最終的には
4件目、不明熱で即入院。

足の付け根からの動脈採取での血液検査の結果が出るまで、
さらに1週間の間、40度以上の高熱にうなされてました。


そのうち肺には水が溜まり、
咳と熱と身体中の激痛で、
夜中も全く寝れず、
意識は朦朧として体力も限界でした。

もう、このまま死ぬのか?
いや、死んだ方が楽なのか?

と思うほど苦しく、お産の痛みの方が
どれだけ楽か…とまで思っていました。


入院中、それが1週間続きました。
検査結果が出て、難病診断され
しかも重症化していると告知され

おそらく、ドクターは
私が聞いたこともなかった名前の病気のことを真剣に話をしていたのでしょうが、
全く聞ける状態ではなく。。

あの時、何を言われたのか覚えていません。
気づけば、大量のステロイドの点滴を打たれていました。


すると、あんなに苦しかった身体が
みるみる回復していくようでした。
あれだけの痛みと熱を一気にです…。

恐ろしいことです。

薬の副作用は、正直真っ直ぐ歩けないくらい酷かった。


後々、病気の事を調べたら、
昔は、5年も生きられなかった病気。

薬の開発で寿命が伸びているのだそうですが、
一度、ステロイドを身体に入れたら
私の病気の場合は、薬を止めることが出来ないような情報だらけです。

ある人は、副作用がキツくて
東洋医学のみに変えら
寿命が短かかったとのこと。
何が良いかは、いまだわかりません。

治る見込みが薄いのならば
今は病気とうまく共存できるように
前向きに捉えております。


あの頃から、私の価値観は変化していきました。

生きていることの大切さ。

生きていることの有り難さ。

今日、息ができていることの素晴らしさ。

それだけで、幸せなんだと。


その上で、生きている間に

私が出来ることは何か…

私は死に際に、どんな思いで死にたいか。

その時に、周りにいる人は誰か。

誰に貢献出来ているか。


今まで考えたこともなかったようなことを深く考えるようになりました。

まさに、私の中のパラダイムシフトが起こった瞬間です。

それからは、出会う人、時間、全てが貴重なものとなってる気がいたします。


今、新型コロナウイルスで
地球全体が恐怖に脅かされています。

おそらく、これから全世界の人の価値観が今までとは変わってくるでしょう。

地球全体のパラダイムシフトの時がきたのだと思ってなりません。

恨んだり、争ったり、
小さなことで悩んだり、
イライラしてる場合ではありません。


まずは、生きて、

このパラダイムシフトを自分事にして、

それぞれが思いやって、

助け合って、

地球全体で乗り越えていきましょう。

未来は、きっと明るい。

だから、生きましょう!!未来のために。。


kumi相談室



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