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「余白」のまなびが教えてくれること 〜北海道でのワーケーションプログラム体験記 〜

こんにちは。ヨリドコロ・アンド・パートナーズ 松尾です。

さて、もう体験してから2ヶ月が経過しているのですが、実は8/1-8/8、代表の内田さん・松尾で、北海道東川町で行われた "Sense of Wonder" がテーマのワーケーショプログラムに参加してきました。

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ヨリドコロは、いわゆるコンサルティング会社。他のみなさんの事業をサポートさせていただくことを生業にしていますが、まずは自分自身がまなび続ける、人生を楽しむあり方を大切にしています。

内田さん・私が、日常から少し離れた場所で立ち止まり、まなびを得たこのプログラム。このnoteでは、北海道東川町で行われたプログラムの内容と、私たち自身が感じたこと・学んだことをお伝えします。

参加したプログラム

ワーケーションプログラムの企画者は、School for life Compath。デンマークの国民学校である、フォルケホイスコーレに魅せられて、遠又香さんと安井早紀さんがはじめた、人生の学校です。

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*ある日のプログラム。川辺でそれぞれ見つけた石と自分を重ねて、気持ちをシェアする時間

Compathは、北海道東川町にあります。旭川空港から15分ほどにある、人口約8,300人のまちです。(人も自然もとても素敵な町。人口も増え続けているそう。ぜひ東川町役場のnoteもご覧ください)

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今回参加したワーケーションプログラムは、7泊8日。平日は自由時間(仕事する人もいたり、休みを満喫する人もいたり)、休日は自然のなかでのワークショップに参加するプログラムでした。

なぜ参加したの?

私たち自身がまなぶことで、今後 私たちが事業をサポートさせていただく幅が広がるように感じたからです。

内田さんにも共通した経験があると感じていますが、いままでの社会人人生、いや学生時代から、とにかく必死に目の前の成果を追い求めてきました。

今までの経験からもたくさんのことを学びましたが、もっと早く・もっと先への社会のなかでは、自分の気持ちをスルーし、大切なことを見逃してしまっているのではないか?と思う瞬間もありました。

だからこそ、日常に「余白」をつくり、少し立ち止まってみる。たった7泊8日でも、そのなかでのまなびの時間が、私たちにはとても大切なように感じたのです。

プログラムを通じて、感じたこと

内田さん、私それぞれがワーケーションプログラム直後に、書き留めたことをここにも引用します。

ワーケーション翌日の内田さんFacebookより

朝早くからの活動、常に自分の価値観を確認できる時間、そんな自分の価値観や違和感を親身に聴いてくれる仲間がすぐに近くにいる環境。比較的価値観が近い人たちが集まったこともあり、溶け込むのにはそれほど時間はかからなかった。ここに集まったこと自体が共通の価値観でもあり、また興味関心があることも近いところもあり、さらに深い話しが出来たことがすごくうれしかった。
学生時代にワクワクしたことを思い出し、そのワクワクは今の自分にもワクワクを与えてくれるものだと感じた。やっぱり好きものは変わっていなかった。もっと自分に正直になろうと決めた
立場や環境を考えるとついつい不安になったり、守りに入ったりしてしまう時もある。俺はそんなに強い人間ではないし、他の人に自慢できるものがあるとも思っていない。ただし、本当に好きな人のためならば何でもできる自信はある。
さらに、本当に好きなことのためならば時間を忘れて没頭できるし、もっともっと学びたいと思う。今回の時間(プログラム)の1番の収穫というか得ることができたことは、「余白」を意識していなかったこと。意識しなくても作れていたことだと思う。

私自身は、前編後編にわたって、noteを書きました。少しだけ引用です。

仕事のきりをつけて、席を立って、ふと後ろを見返すと、ワークスペースにいる全員がパソコンに向かって、ここにはいない誰かと話したり、チャットをする姿がありました。
みなさんの姿は、普段の私。ふと我に帰って、自分の日常って「このままでいいのかな」って、違和感を感じたのです。「本当に私、ずっとパソコンの前にいなきゃいけないんだっけ?」普段の私を客観的に外から見ることができ、違和感に気づけた瞬間でした。
プログラム中の私は、終始 自分らしく、エネルギーに溢れていたように感じます。企画するCompathと、参加したみんなが作り出した安心感から、自分の気持ちを素直に、表現できる心地よさ。
私の親しみやすさや、人の機微に敏感な性格が、仲間たちの安心感や気づきにも繋がったように感じて、自分を誇らしく思える気持ち。自分の心地よさと社会への貢献、どちらも叶えられる場所を見つけたように感じて、なんとも言えない嬉しい気持ちになりました

まなびを経て、その後…

日常への違和感、自分自身のワクワクや心地よさ。日常から「余白」を取ったからこそ、大切なことを丁寧に感じることができた時間だったと振り返っています。

ここで得た気づきから、内田さんも私もより日常に「余白」を取ることを意識。休みの日はしっかり離れて、行ってみたかったところや自然に出かける頻度が増えました。作り出した余白から、気持ちに気づき、自分にとって心地よい選択が増えているような気がします。

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*内田さんは、だいすきなコーヒーを求めて、週末京都へ

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*私は山登りがいつの間にか趣味に…

最後に、プログラムで出会った、かけがえのない仲間たちを紹介します。

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大学生から、社会人大ベテランのご夫婦まで、多様な仲間たちと出会えたからこそ、まなびも深まったように感じています。出会いに本当に感謝です。

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おしらせ①
今年12月、Compath 冬のワーケーションプログラムが開催されるようです。テーマは「2021年を綴じて、紡ぐ」。10/23(土)の説明会には、内田さん・松尾も、卒業生として参加します。


おしらせ②
ワーケーションプログラムでのまなびを経て、ヨリドコロに関わってくださるみなさんにも「余白」の時間をお届けしたいと思い、年末12/18(土)にイベントを企画中です。

題して「食べて、話して、おまいりして」

名画「Eat, Play, Love」に掛けております!現段階で決まっている内容ですが、ざっとさっきの打ち合わせで決めたことを公開(内容変更の可能大です 笑)。

いつもがんばっているみなさんにとって、少しだけ立ち止まれるような時間になれば、嬉しいです。

◆ 午前の会
6:00 北鎌倉の円覚寺で、座禅
7:30 周辺の神社仏閣で、1年の感謝を伝えるお礼まいり
9:30 2021年を振り返るワークショップ
12:30頃 解散

◆ 午後の会
14:00 円覚寺に集合し、1年の感謝を伝えるお礼まいり
15:30 2021年を振り返るワークショップ
18:30 美味しいお酒とごはんで、忘年会

少人数での開催にしようと考えているので、興味がある方はコメントや個別にメッセージをいただけたら、嬉しいです。詳細が決まり次第、またシェアさせていただきます。

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