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都会で見つかる食べられる野草

意外と身近にある、食べられる野草。

週末のお客様に野草のランチをお出ししました!

ギシギシ

ちぎってオリーブオイルで塩炒めしてサラダに加えました。

藪萱草(やぶかんぞう)

新芽は柔らかくて美味しいよ。
さっとゆがいてヌタにするのが好きです。

シロザ

葉っぱの裏に白い粉みたいのが付いています。ほうれん草の様な味わい。
よーく洗って白い粉を落として茹でで胡麻和えや炒めて食べます。

のびる

ちぎるとネギやニラっぽい香りがします。味わいもほぼそんな感じ。
葉が平らではなくて小ネギのように筒状になっています。
そこら辺にボーボーに生えてます。

野蕗(のぶき)

ふきのとうが終わると、細い蕗を取って食べます。
苦味もありますが柔らかくて、佃煮にすると美味しい。

つくし

子供の頃はあちこちの空き地で良く摘んだけど、今は見つけるのに至難します。
袴を取ってさっとゆがいて炒めて佃煮に。
あっという間につくしが終わるとスギナがボーボーに繁ります…
つくしを食べるとその年の花粉症が軽減する気がします…

カラスノエンドウ

食べるのはまだ肌寒い季節の新芽の時。
暖かくなるとすぐにアブラムシがビッチリつくので…
サラダにちょいと飾ったり、豆苗と同じ様にネギ生姜と炒めたり…

本日のお料理

サラダ

彩りサラダ

ケール、ブロッコリー、さつまいも、じゃがいも、にんじん、ヤーコン、そこに炒めたギシギシカラスノエンドウを…

左はシロザの胡麻味噌和え
右は藪萱草(やぶかんぞう)のヌタ風

野草は春先拡がる力が強くて、冬の間に溜め込んだ老廃物を排出してくれると言われています。
食べ過ぎは厳禁です。少しいただく程度が風情があって良いというもんです…

風呂吹き大根蕗味噌乗せ

茹でで刻んだふきのとうと、味噌、酒、味醂を合わせて練ったもの。
苦味があるので市販の蕗味噌ってかなりのお砂糖使ってるよね…

後ろ左につくし、野蕗の佃煮。
手前の味噌汁にはのびる

つくしはちょっとしか見つけられず。
本格的な春になる前に1回食べれたら良いかな…って感じです。

ちなみに主食は土鍋炊きの小豆玄米に桜の塩漬けを混ぜました。
味噌汁はから炒りした豆腐とスナップエンドウ

後ろの皿の小さな丸い焼き物はひよこ豆のちょいからバーグ。

後ろ、ふきのとうの
オイル漬けのケーキ

二つともマクロビスイーツ。
後ろの方は米粉と豆腐、無糖のイチゴジャムにふきのとうを入れて焼きました。
手前は豆腐、ココア、ココナッツオイルにナッツとドライフルーツのブラウニー。

ふきのとうのオリーブオイル漬け

もうこの辺りはふきのとうがすっかり開き切ってしまいましたが、またつぼみの時にオイル漬けにしました。
ケーキに入れたのはこのオイル漬け。
そのまま食べても、パスタなどにしても美味しいよ。

野草の注意点

ちゃんと勉強して見分け方を身につける。

野草の講座もあちこちであるので参加すること。

人の敷地に入り込まない。

犬の散歩には注意!

たくさん撮らない。

多食しない。

自信が無かったら食べない!

私は野草について知りたかったので、いろんな人の講座に参加、何冊も本を読みましたよ。

実際にフィールドワークをする講座もあちこちで開催されているので、探してみてね!



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