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イベントやコミュニティの運営にゴールはない

こんにちは。コミュニティプロデューサーの石井です。


私の略歴だったりやっていることは下記の通りです!

・起業10年目
・多世代型のコミュニティスポーツを主催
・小学校放課後子ども教室のコーディネーター(6年目)
・(未就学児対象の)児童発達支援教室で運動プログラムを実施(約3年)
・空き店舗をリノベーションして、レンタル&コミュニティスペースであるYORIAI西川口を運営(約2年)
・春日部市シティセールス広報課のマーケティング担当に公募で選ばれる
・登録者300名のスポーツ事業者向けコミュニティを運営
・初期にETICのSVSM(社会起業家支援プログラム)に選ばれる
・中・高と野球部で、中学の時は主将だった一方で、高校はほぼ試合に出られずに裏方だったが、最後の夏に奇跡的にベンチ入り
・大学3年~4年の一時期は、つくば・川口・ひばりが丘の3拠点生活
・大学時代に起業を志すも失敗し、卒業間近から就職活動スタート
・就職1社目は、売れない営業マンで表現力を磨くためにミュージカル参加
・高校の伝統行事50kmマラソン、高校3年間は途中で歩いてしまったが、32歳でOB参加して途中で歩くことなく完走する
・33歳で(最高気温37度だった)真夏のフルマラソン(チャレンジ2020、公園の周回コースを46周)完走
・宮城県石巻市でヘドロの除去作業や長崎から熊本へカーシェア用の車を運ぶなど震災ボランティアも行い、あと4県で全国制覇

サラリーマン生活を終えて丸10年が経ちました。

イベント運営に関しては、サラリーマン時代にも携わり、コミュニティ運営は独立してからですが、10年経った今でもゴールというのは見えないし、常に悩みと付き合っていかなくてはならないものだということを実感しています。

具体的に、コミュニティの難しいところは、"チーム"でもなく"サービス"でもないというところだと思っています。

勝利を目指すチームとは異なり、コミュニティは、共通の目的がありながらも統一はされませんし、目的を狭めすぎると、排除される人が出てくるという問題も生まれ、地域コミュニティであればあるほど多様性が求められます。

また、サービスのように受け身かつお客さん化することは、安心できる居場所にはなり得ず、逆効果をもたらすので、主体性が大事になってきます。

このあたりのことを、運営側を志す方には最近伝えるようにしていますが、メンバーに伝えるのは難しいと感じています。

一方、上記のような多様性、主体性がコミュニティでは重要であると同時に、"公平性"も大事になってきます。

私が携わっているエンジョイスポーツであっても、週1で来る人と月1で来る人では、思いや意識にばらつきが出てきますし、上手くならなくても楽しめる環境をつくることの難しさを感じています。(志向性の細分化に対応することも必要)

その他、スポーツにおいては、下記のような課題意識を継続してもっています。


◆どんな新しいスポーツが開発され、始まっても、競技化の方向に走ってしまうケースが多い印象を受ける。
ただそれがスポーツの特性であり、お金を生み出したり発展させるには必要なプロセスとも思われるので、強化と普及のバランスだったり、最適解はどこなのか?
◆一般的に、競技者を対象にした方が事業が成り立ちやすいから、競技者向けのサービスが充実していく一方で、運動する人としない人の二極化という構造が生まれているのではないか?
初心者を対象としたサービスの在り方とは?(初心者から競技にのめりこむ割合は低いのではないか?)
◆Doスポーツにおいて、(大人対象でも子ども対象でも)エンジョイなら安くと言われてしまうのが日本の現状。
指導の価値は認められても、場そのものへの価値は認識されにくい。(スポーツ界全体として、そもそもDoスポーツ系は注目度低い?)
◆「一般に健康増進プログラムを実施すると、実は健康な人しか参加しません」
 同様に、コミュニティスポーツも本当に孤独な人はこない。常に矛盾と戦っている(ニーズを顕在化させるプロセス)


上記のような矛盾を抱えながらも、年末にバレー・バスケ・バドミントンメンバーに実施させていただいたアンケートでは嬉しい言葉をたくさんいただきました!


★健康にすごく役に立っています。また皆さんと楽しくできるのが良いです。
★皆さんが優しく、だんだん緊張しなくなって、ボールを触れるのも楽しいです。
★バレーだけでなく、生活、人生のことを話し合える仲間ができて良かった。
★いろんな年代の人と盛り上がれること、幅広い年代とのコミュニケーション
★毎回、新鮮な気持ちで臨めること。
★参加者と気が合って楽しい
★定期的に身体を動かす習慣ができた事と社外に知り合いが出来た事。
★気軽に運動不足解消ができる。
★いろいろな年齢層の方と交流できた事。難しいしがらみも無く、大好きなバレーを心から楽しめています。皆さんとお話しするのも楽しいです。お陰様で心が落ち着きました。
★大学時代の部活仲間ともう一度バレーボールができたこと。
★学生から年配までのコミュニケーション(飲み会での会話、プレー中の声掛け等)が取れることと、ゲーム(試合)のムード(雰囲気)が良いところ
★年上の方と喋る機会が増えた
★沢山の人と年齢関係なく関われることが嬉しい。
★楽しくバレーができ、いろんな方々と交流ができたこと
★日頃の節制が習慣化できた。若い人と触れあい、興味や考え方を少し知ることができた。最近はコロナと介護のため懇親会に参加できなくとても残念だがプレー以外の交流も楽しい。
★楽しくスポーツができる
★コミュニティが広がりサードプレイスか作れる。
★様々な業界(お仕事 学生さん)の参加者で様々な意見交流ができたこと。
★日々の生活に楽しみが増えた
★定期的な運動習慣ができたこと
★仕事では知り合えない方と知り合えるので自分の器を広げる場所になっています。
★会社以外での年齢層に幅のある人との交流ができる。
★初心者でも気兼ね無く出来る点
★交遊が広まった。考え方に幅ができた。
★幅広い年齢の方と楽しくバレーボールができる
★年齢層も若過ぎず、今後も続けていけそうなコミュニティであるのが良い。
★気兼ねなく参加できる。ガチすぎないからちょうどいい
★楽しくバスケができる環境ができた。
★週末バドミントンするのが楽しみになったし、何より川口で気軽に話せる人ができたのが一番良かったです。
★やはりバドミントンは楽しい。そしてお友達との何気ない会話で元気がでる。
★年代関係なく、色々な方とコミュニケーションが取れる❗️ 休憩中や解散後も、きゅぽらとは関係の無い話をしたり😅思春期の子供が居たからこそ、きゅぽらに関してコミュニケーションが取れて助かっています。
★体を動かす‼️笑う‼️とにかくストレス発散出来ています🎵
★皆さん暖かくて迎えてくれて馴染みやすい
★人見知りだけどだんだんと打ち解けてきて色んな人と話す事が出来て行くのが楽しみになっている。
★運動を習慣化することができた。笑いも多い場所なので心がほぐれてリラックスやリフレッシュができると感じる。いろいろな世代の人がいるので、交流することでその世代の考えていることに触れることができる。色々な世代の人と触れ合うことで、年下なら自分もこうだったなーとか、どんなことを考えていたんだろうとか昔を振り返ることもできるし、自分の先を行く世代の人と触れ合い、将来自分もこんなふうになれたらいいなぁとか考えるきっかけになることがある。家庭や仕事の責任ある自分を忘れて自由に自分らしくいられる場所ができたこと
★普段合わない人と話すことができたりしていて、いい気分転換にもなる。
★元気になれる
★バドミントンを通じて人と仲良くなれた
★地元の友達が増えた。
★引っ越してきて知り合いが居なかったので、参加時にいろんな方とお話しすることが出来た
★皆さんが明るくて、優しい方ばかりなので、いつも楽しませて頂いてます。
★上手くなくても楽しむ事を学べる
★定期的に運動する習慣がついた事
★向上を最終目的にしていないところが良い
★良かったことは定期的に開催していること。参加したいときに申し込む。無理なく参加できる。

アンケート結果の詳細です↓↓


また気持ちを新たにして、コミュニティ活動に情熱を注いでいきたいと思っています!

追伸

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