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👜突然バックパッカーになったハナシ05👜

韓国・仁川での乗り継ぎ時間はそんなになかったので、初韓国をここで逃している。 便によっては数時間あったりするので、もっと仁川空港内を楽しめたことだろう。 そして、バンコク、スワンナプーム空港行きの飛行機に乗って、外を見た。 「ところでタイってどんな国だっけ?」 この始末である。 そう、先述したように私はタイの風俗事情にやけに詳しくなっただけだったのだ。 先に待つ、未知の王国。 発展途上なのか?どんな人種なのか? トムヤムクンとパッタイ、グリーンカレー、ガパオ以外にどんな料

    • 👜突然バックパッカーになったハナシ04👜

      「あれ?ヨンちゃん、アナウンス呼ばれてない…?」 私の名前が放送で呼ばれている。 時刻を見る。 ヤバい、移動時間はとっくに過ぎていた。 「うわ、やべぇ」ボソッと呟きながら、顔面蒼白でバックパックを背負い、ろくにまゆとドロンコと別れを伝える暇もないほどに走った。 アナウンスしてくれたCAも一緒に走った。 めちゃくちゃ全速力で、搭乗ゲートを目指す。関西国際空港は広い。私が乗る大韓航空の搭乗ゲートはかなり遠かった。 激励してくれながらも、たまに私を追い抜かすCA。 あの時の彼女はき

      • 👜突然バックパッカーになったハナシ03👜

        出発の日、私は一通りパッキングの最終チェックを終え、愛猫に別れを告げ一歩を踏み出した。 当時、私は頼りになる親友と住んでいたので、私の家にそのまま住んでくれる。 愛猫の世話もしてくれる。私は友達には本当に恵まれている。 私には相応しくないほどの素晴らしい友人ばかりだ。 親友まゆと、Y田の友達のドロンコが関西国際空港まで送ってくれる事になった。 なかなか異色の組み合わせ。 ドロンコとはY田を通じて仲良くなった訳だけど、どういう訳かしょうもない電話を長々としていた。若い頃っていう

        • 👜突然バックパッカーになったハナシ02👜

          私はその頃も非常に嫉妬深くて、東南アジアにはどんな誘惑があるのか、調べてみた。 正しくは調べれば調べるほど、男にとっちゃ誘惑しかない国だった。 東南アジアの風俗事情。コヨーテ、フリーランサー、ゴーゴー嬢。日本人で東南アジアにドップリハマってしまった男たちのブログを読み漁った。 おいおい、こうはしてられないじゃないか。 早く出発せねば。 このあたりはただの純情な恋愛からくる感情だが、間違いなくこの時点でY田よりも東南アジアの風俗事情、待ち合わせ場所、相場に詳しくなってしまった。

        👜突然バックパッカーになったハナシ05👜

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        • 👜突然バックパッカーになったハナシ03👜

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          私がたまに異次元に行く話。

          ん?スピってんの?って思ったことかも知れない。だが、この体験は完全なるリアルであり現実世界(同義語) 今日もそれが起きたので、書き残しておこうと思う。 私は今日、エナジー女本部長みたいな友人と役所手続きをしていた。市役所に行き、必要な窓口を駆け回り、予定通り事は進む。 郵便局で、私は贈り物をする為、小包を小脇に抱え早足で窓口に行き、椅子に座り宛先を書いた。 エナジー女本部長を待たせるのは悪いので、急いでいる。 実は郵便局に入った時から、私への熱い視線を感じていた。距離もなかな

          私がたまに異次元に行く話。

          👜突然バックパッカーになったハナシ01👜

          当時、私は「バックパッカーになる」という男を好きになってしまっていた。 いや、既に付き合ってしまっていた。 私の恋愛は90%一目惚れで、100%の割合で即日付き合うことになるという驚異的な記録を持っている。 この男もそうだった。初デートでいきなり屁をこかれ、「やっぱり素敵だなぁ」と何か運命を感じてしまったのだ。 その男のことはY田と呼ぼう。 Y田と2年ほど付き合った頃、 「そろそろお金も貯まったから、出発しようと思う」と言われた。 知っていた。その事は。 正しくは覚えていた

          👜突然バックパッカーになったハナシ01👜

          noteをやれば良かったハナシ

          この一年、人生で一番もがき苦しんだ年はなかった。それと同時に、私がこれまでどれだけ楽をし、タナボタ人生を歩み、苦労知らずだったか。も意味していた。 私は基本的にツイている。それだけは譲れない。いや、誰も奪おうともしてない。 自分の人生をフラッシュバックさせても、なかなか起きないことが数多く起きた。 舞台はヨーロッパ、東南アジア、インド、岡山、大阪、沖縄がメイン。 現在はこどもと3人で沖縄に住んでいる。 いつか自分の消えゆく記憶が消える前に、文字にして起こしておこうと思う。

          noteをやれば良かったハナシ