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わたしのこと

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毒親やACのこと。ちょっと辛い。
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記事一覧

母に愛されてみたかった

鏡台の前で母が身なりを整えている。髪を梳き、襟を直し、指輪をはめる。そうして最後に乳白色…

依
4か月前
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正しく母になりたい

夜、散歩をするとき、暗くて他人に見られないのをいいことに妊婦のふりをしている。下腹部のあ…

依
4か月前
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死ぬために、生きる。

はじめて「死にたい」と思ったのは、小学二年生のとき。 はじめて「死のう」と思ったのは、中…

依
3年前
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鏡の国のわたし

「らしさ」って何だろう。 『もっと可愛い柄にしなさいよ、女の子なんだから。』 と言ってファ…

依
3年前
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生きるのに疲れた。疲れ果ててしまった。もう、死にたい。ってずっと言ってる。そろそろ有言実行したい。優柔不断で他人軸で生きてきた私が、唯一自分で下した判断。死。死ぬときくらいは、自由にしてくれ。死ぬタイミングくらいは、自分で決めさせてくれ。ただ、それだけ。

依
3年前
8

いちばんの理解者であってほしい、少なくとも安全地帯で見守る保護者であってほしいと思っていたけれど、親はやっぱり他人だ。私のことをいちばん理解できていない。血の繋がりなんて所詮そんなものか。絶望した。もう一度期待しようとした私が馬鹿だった。私は家族間で最も分厚い仮面を被っている。

依
3年前
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仮面はいつか壊れる

先日、私は二十歳の誕生日を迎えた。 まだ全く実感がわかない。 相変わらず飽きずに"優等生"の仮面を被り続けている。 この仮面を自分のものにしたのはいつだろう。物心ついた頃だろうか。 少なくとも、小学4年生頃にはもう既に、仮面が私の顔に張り付いていた。 しかし、所詮仮面だ。 仮面は、いつか壊れる。 ◆友人からの手紙誕生日の前日、大学の友人Sからプレゼントが届いた。誕生日プレゼントだ。 Sは年齢の割に達観していて、「人生6回目です」的な感性を持った貫禄のある人だ。 Sには昨

『完璧』に首を絞められる

私は趣味を作るのが苦手だ。 なぜなら、すぐに完璧さを求めてしまうから。 そもそも、趣味を…

依
3年前
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