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引退

報告が遅れてしまいましたが今シーズンをもって、プロとしてのサッカーに一区切りつけ、引退することを決めました。

今まで応援してくれ支え続けてくれた妻、家族、僕に携わってくれたすべてにの方に感謝します。本当にありがとうございました。

大学を卒業し、シンガポールに渡り3年間、マレーシアで5年間プレーさせてもらいました。楽しいこともあれば苦しいこともあり、人に迷惑をかけることもありましたが、応援してくれる人もたくさん増えました。

海外に出てからは本当に人の縁に恵まれたと感じることが多くなりました。右も左もわからない中いつもお世話してくれる方がいて、気にかけてくれる方がいて、ご飯に誘ってくれる方がいました。

もともとシンガポールに渡ったときはアマチュア選手としてのスタート。自分一人の力では到底プロ選手として活躍することはできませんでしたが、そこで出会った多く方のサポートで、子供の頃からの夢であったプロサッカー選手。叶えることができました。

抱いていたプロ選手のイメージと違う部分もたくさんありましたが、プロとして7年間プレーできたこと、サッカーが大好きな状態で自分の意志で引退を決めれたことをうれしく思います。

サッカーは本当に楽しく、昔よりも今になってどんどん楽しくなってきています。この歳になって20年以上続けていることに、さらに楽しさを感じれるとは思っていませんでした。仕事が仕事と思えないほど楽しいと感じれていました。身体能力や体力は落ちてきているかもしれませんが、パフォーマンスの質が下がった気もあまりしませんでした。ありがたいことに来年のオファーもいただいて、もったいないと言ってくれ方もいて、そんな中、引退できるのは惜しい気もしますが、贅沢にも感じています。

2019年から意識的に行ってきた、自分の経験を若い選手達たちに繋げていくこと。なかなか表に出ていない情報を発信して東南アジアという選択肢を与えること。今年は動画でもそういった活動を始めて、まだまだ届いていない選手だらけですが、多くの選手から質問や感謝の連絡もいただき、プロサッカー選手としての意義を、プレーする以外に表現できたのは良かったなと思っています。今後数年間で、東南アジア、マレーシアでプレーしている日本人選手が増えていたら最高です。

もったいないと言ってくれる人がいる中、下した決断です。この判断が良かったと思えるかは今後の自分次第だと思っています。

今後の人生のほうが長く、プロサッカー選手じゃなくなったら魅力がなくなった、そうはなりたくありません。アスリートが引退した後も活躍できるような環境、仕組みを作っていくようなことにも興味があります。

先のことはまだわからない部分も多いですが、まずは日本に帰って家族と一緒に過ごせるのが楽しみです!!

今まで本当に応援ありがとうございました!!






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