言葉の影響

その言葉には愛はありますか?

子供は親の所有物じゃない。
母親と子供は以心伝心かもしれないけど
子供は子供であり別の人格、人間。

あなたはお子さんを尊敬していますか?
パートナーを尊敬していますか?
全面的にじゃなくても、尊敬できる部分がありますか?
良い人間関係には「尊敬」は必須だと思っています。
尊敬するというのは誰かに言われてするものではありません。
人間は気持ちに対しては人に言われてそうできるものではありませんから。
誰かに愛しなさいと言われて心からそれを愛せますか?愛せませんね。
愛するとは気持ちだからです。

親に精神的な問題が無い限り、我が子を尊敬していたら虐待は起きません。
言葉遣いもどうでしょう?乱暴な命令口調になっていませんか?
尊敬する人に対して乱暴な命令口調で話しませんよね。
我が子に敬語で話す必要はありませんが、丁寧で愛のある言葉遣いは必要かなと思います。

脳は主語を認識できない

人間特有の高度な精神活動を担当する大脳新皮質は、主語を認識しています。
ところが、原始的な感情を司る大脳辺縁系は主語を認識できません。
脳科学者・中野信子先生が仰っています。
だから悪い言葉を使うと子供、親ともにストレスホルモンであるコルチゾールが放出されて脳はダメージを受けてしまいます。
ダメージを受けた脳はどうなるか?
より攻撃性が増し、老化が進行するのだそうです。

言葉遣いは大事です。
子供はあなたの鏡です。乱暴な言葉で育てられたら子供も乱暴な言葉を平気で使うようになります。知らないうちに人の心を傷つけてしまいます。
子供が攻撃的だと親にも余計な心労があると思います。悪循環です。
子供の良いところにフォーカスしてみませんか?
ピアノが上手いとか成績が良いとか何かができるという部分でも良いですが、私は子供の存在そのものにありがとうという感謝の気持ちを持って、子育てをしていただきたいなと思っています。
生まれてきてくれてありがとう!そんな気持ちを意識出来たら、それが尊敬することへ繋がるからです。
子供は親を選んで生まれてきます。

いつもありがとうございます。