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予防医学とセラピストの関わり

今予防医学という言葉をよく耳にされる事は多いのではないでしょうか?

病気になれば病院に行って治療して治すと言うのが当たり前になりすぎて、病気になる事などへの予防という観点が少なくなっているように感じます。
予防する事がなぜ大切かというと体を守ることもそうですが、医療費の節約にも繋がりますし、時間もゆとりをもって過ごす事ができる健康であれば医療費は不必要なものとなります。
しかし、加齢とともに病院に行く回数が増え、複数の病院を訪れて、たくさんの薬を処方してもらいとなれば、それだけ医療費がかなり必要となります。

それでも、最近は運動する事わ健康面に対する意識も変わっていて、ウォーキングやランニングに取り組んでおられる方も多くなってます。しかし、ここには体は動かしておいた方が良いといったことで取り組んでいるのではないかと思います。

運動をするにしても個人にあった運動や量を選択していく必要性があります。運動量が多いから良いということではありません。
たがら、その人にあった運動内容、運動量を体の状態や目的によって考えなければいけません。歩き過ぎる事で逆に体を悪くしてしまうこともあります。速く歩く事や遅く歩く事で効果も違いますし、それも個人によって良し悪しもあります。

しかし、自分自身でこれを考えて取り組む事は非常に難しいです。だからこそ、セラピストが体の状態を評価した中で適切なメニューに取り組んでいけるのではないかと思います。
また、なぜそのメニューをしなければいけないのかなどをセラピストから説明することで継続していくことが容易となります。
なぜ、三日坊主になるかというとトレーニング等を『なぜやるのか』『これをする事で何得られるのか?』『どんな効果があるのか』などの具体的な目的がないことから徐々にトレーニングする事が面倒になってきます。

だからこそ、体の事を知っているセラピスト等が予防という分野でもしっかりと関わっていく必要があると感じています。『怪我や病気になった人だけ』が対象という事ではないのだという部分をもっと認知させることが必要だと思っています。

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