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ANGERSWING#33

新しいカメラを使う機会が来た。ライブの写真を実験的に撮らせてもえることになり、パシャパシャしに出かけた。

暗い環境下で、ステージ上には強い光源。出演者たちは素早く動き回る。
改めて写真を撮るということの難しさを体感してしまった。残せる写真を1枚も撮れなかった。

今まで使っていたカメラ【α7sⅲ】は暗い環境に強く、あまり神経質にならなくてもパシャパシャ撮っていれば、ライブシーンでも素敵だと思える写真がそれなりに撮れていた。
しかし新たに手にしたカメラ【α7cR】は細かい描写が得意になった分、繊細な撮影技術が要求される。ということを今回の実験で実感をしまくった。

言い訳をすれば、撮影にあたっての気持ちと環境が整っていなかったというのはある。

環境面で言えば、色んな事情があって撮影のためのより良い位置どりをすることができなかった。これは絶対的に変えることのできる部分なので、あまり悲観していない。

大事なのは気持ち面だった気がする。
撮影前から撮影中を通じて「本当に撮りたい」とちゃんと思っていたかどうか。
気持ちは行動に出る。そして結果に残る。

やっぱり感情は表現するものではなく、行動に出るものなのだなと改めて思う。

撮影前の段階から気持ちが前のめりになっていなかった。
それなのに「自分はどうしたい?」という自問を少し無視して行動してしまった。

せっかくありがたい機会を頂いたのだからが先行してしまった。
仕事というわけでもなかったし、自分が行くか行かないかを決められる状態だったのにそこの判断が中途半端だった。

とはいえ、これは言い訳でしかない。
実験させてもらえたことが本当にありがたかった。

家に帰ってきてから、どうすれば新しいカメラを活かせるのかというのをずっと調べている。
少なくとも今の自分の能力では持て余してしまっている。
きっと今日のようなライブシーンでも活かす方法があるはず。もちろん適材適所という言葉はあれど。

持て余してしまっている新カメラだけど、どうにかどうにか「このスペックじゃ足りないなあ」という状態にまで持っていきたい。
初めてカメラを手にした時を思い出している。あの時もちゃんと持て余していた。今まで使っていたカメラももちろん頼りにしているけど、勇気を持って新しいカメラを使っていきたい。

新しい環境に進むことはやはりその人のキャパシティを広げることに繋がると思う。ちゃんと向上心を持っていれば。

カメラから何事にも通ずることを学んでいるのだヨ。

<日本劇団協議会主催>
日本の演劇人を育てるプロジェクト
新進劇団育成公演

劇団Q+
『ANGERSWING /
アンガーズウイング・アンガースウィング』
ー家族の庭、その香りは秘密をささやくー

脚本=弓月玲 原案・演出=柳本順也

◎日程
2024年7月3日(水)〜 7月7日(日)

【公演スケジュール】
7/3(水)W 19時~
7/4(木)S 19時~
7/5(金)W 14時~/S 19時~
7/6(土)S 13時~/W 18時~
7/7(日)W 12時30分~/S 16時30分~

【チケット】
前売一般 = 4,500円
当日一般 = 5,000円
U22= 3,000円

◎劇場
下北沢 駅前劇場

⋱チケット発売⋰
2024 年 5月 1日(水)予約受付開始!

●ご予約URL
https://act-pit.com/events/view/?eid=0kDlB28a

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