見出し画像

書く習慣をつけようとしているボクが、いしかわゆきさんの『書く習慣』を読んだ感想

今回の記事は、最近読んだ本の感想をお届けする記事です。
本について記事を書くのは1年ぶり通算2度目。1度目はどうやらnote初投稿の記事だったようです。


久しぶりの本の感想(紹介)記事。前回よりも、ライティングスキルが上がっていたらいいなという自分への期待も込めて書き進めたいと思います。

『書く習慣〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜』の紹介

先日まで受講していた先生のためのライティング講座の中で紹介していただいたこちらの本。

書く習慣をつけたいと思っていた自分にとって、どストライクなタイトルではありませんか。しかも、Amazonプライムを契約しているとKindle版が無料で読めるだと…
これは「今すぐ読め!」と言われているような気がして、早速ダウンロードしてみました。

どんな本なのかは、著者のいしかわゆきさんがnoteにまとめてくださっていますので、そちらの記事をご覧ください。

ここからは『書く習慣』を読んで印象に残った言葉とその感想、そして自分なりのネクストアクションについてまとめていこうと思います。

「日常」に落とし込めば、努力なんていらない

いわゆる「習慣」ってこういうことだよね、という一言。
本の中でも触れられていましたが、習慣の例としてよく扱われるのは「歯磨き」でしょうか。ほとんどの人が習慣として身についている歯磨き。人によって回数に差はあれど、毎日歯磨きをするために努力していますなんて人に出会ったことのある人はいないと思います。

ただ、その行為が「書く」に置き換わった途端、なぜこんなにもハードルが上がるのか…(簡単にその「日常」に落とし込むことができれば、この本なんて誰も読んでいないですよね。)
しかし、ここからが読者の共感を集めるところ。第2章の冒頭に書かれたこの一言を皮切りに、習慣化するコツがしっかりと書かれています。

ハードルをうんと低くする「5分だけやろう」

習慣化する方法として一番取り入れやすいと思ったのが、「5分だけやろう」という魔法の言葉です。
この「ハードルをうんと低くする」ということは、習慣化の鉄則。自分もこれまでにジムに行く習慣をつけるために「ベンチプレスを○セットする」のような目標設定ではなく、「ジムに行けばOK」というようにできるだけハードルを下げてきました。

この方法、「5分経ったらやめてもいい」という軽い気持ちで始められることがいいところ。しかも、始めてしまえばどんなにやりたくないなぁと思っていたことでも、基本的に5分でやめてしまうことがないんですよね。やる気というエンジンをかけるのに5分というのは十分すぎるほどの時間です

「毎日やる宣言」で自分のプライドを利用する

これは習慣化したいことを誰かに宣言することで、自分に対する甘えの感情を抑えようという方法です。

自分も先日まで受講していたライティング講座の期間中に、朝に書く時間を確保したいという思いを講師の先生に伝え、毎朝書き始める6時頃に連絡するという方法をとっていました。

ある程度の強制力がありましたが、やはりこの方法でも少しずつ出てくる自分への甘え。信頼できる人とはいえ、クローズドな場で宣言するのではなく、オープンな場で宣言することの重要さを感じました。
講座が終わって約2週間。すでに取り組まなくなってしまったので、「朝から書く」という習慣は全くもって身に付いていなかったということです…

小学校で教員をしているボクはもうすぐ夏休み。もう一度「書く習慣」を身に付けるにはもってこいのタイミング。
そんなことを考えていると、この本の巻末に「書く習慣」1ヶ月チャレンジというものを見つけました。

画像1

「迷わずやれ!」と言われている気がしてなりません。
本の中でも「見切り発車で出発しちゃおう」と背中を押してもらったので、とりあえず、「夏休みの7月23日から、1ヶ月チャレンジをします!」と宣言しておこうと思います。

文章が「ひとり歩き」して自分を広めてくれる

こちらは【第6章:「書く」ことが与えてくれるもの】での一節。

文章は一度公開してしまえば、削除されるまでネットの海を漂っていきます。積もり積もった文章は、勝手に広がっていって、勝手に消費され、勝手に価値を生み出していくのです。ということは、なにかの病気になったりしてしばらく動けなくなったとしても、今のうちにたくさん自分の文章をバラまいておけば、自分の分身として、未来で勝手に働いてくれる。そんな可能性があります。

ライティング講座の中でも、度々「文章資産」という言葉で語られていました。
過去の文章は黒歴史のように捉えられがちですが(自分もそう。ネット上には消してしまいたい過去が誰にでもありますよね…)、そうではなくて、最近は文章が自分の資産として積み重なっていくものだと認識を変え始めました。

これまでSNSには若干の苦手意識がありましたが、積極的に自分を発信していくことで応援してくれる仲間や久しぶりに連絡をくれる方、新たなチャレンジの道を与えてくれる方などに出会うことができ、文章で発信することの可能性を実感しています

たとえ、これから書かない(書けない)日があっても、「これまでの文章が働いてくれる」という意識をもっていると、なんだか気持ちが楽になるような気もします。それくらいの気楽さで書き続けたいものです。(すでに書かなかったときへの保証をかけ始めている自分…笑)

おわりに〜ボクは「書く」習慣を身に付けられるのか〜

以上、いしかわゆきさんの『書く習慣』を読んだ個人的な感想とネクストアクションの宣言について書いてきました。

一説によると、勉強や日記、読書など、行動に関わる習慣を身に付けるためには、約1ヶ月が必要とのこと。
もちろん夏休み明けに学校が始まってからも書き続けることで、初めて「習慣化できた」と言えると思いますが、まずは1ヶ月後に書くことが習慣となっているかどうか…
1ヶ月後にどんな振り返り記事を書いているか、楽しみにしながら文章を終えたいと思います。

ここまで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。1ヶ月チャレンジへのモチベーションに繋がるので、コメントやスキをしていただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?