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マツケンサンバを恥ずかし気もなく思いっきり踊れなくなったのはいつからだろう〜RADWIMPS『やどかり』から考える「感情」との向き合い方〜

タイトルだけ見ると長いし、意味不明な感じなってしまいましたが、コーチングの学び(THE COACH ICP 応用Bコース)をまとめる記事です。
タイトルはRADWIMPSの『やどかり』の歌詞をもじってみました。(RADは私の青春の1ページなんです…聞いたことないという方はぜひ!)

過去の自分を振り返りながら書き進めていこうと思うので、幼き頃の私を少しでも知りたいという物好きな方はぜひ最後までお読みください。笑

応用コースでの感想は、こちらの記事にもまとめていますので、お前の幼少期には興味ないわ!という方も、ぜひこの辺りを読んでいただけると嬉しいです!


さて、ここから本題。
THE COACH ICP 応用Bコースでは、THE COACHが提唱する「ビーウィズ・コーチング」について学んでいきました。(概要は以下の画像の通り。)

特にこの記事では、「思考と感情」といったところに焦点を当て、過去の経験を結びつけながら書き進めていきたいと思っています。

思えば感情に蓋をしてきたんだな

小学校の頃の私を知っている人には、当時どんな印象だったか聞いてみたいくらいなのですが、自分自身では「短気」と表現していたように、特に3、4年生ごろからツンツンしていたなぁと記憶しています。
特に女子からは、「めっちゃ怖いと思ってた〜」とか「低学年の頃、恐竜の子どもだと思ってた。笑」って言われたことがあります。(後者はだいぶ意味わからん…笑)

当時のことを自分なりに分析してみると、なんとなくそうなっていった経緯もわかります。
家では4兄弟の末っ子としていつもいじめられ(鍛えられ)、嫌なことがあると押入れで泣いていたのを覚えています。当時は意識していた記憶はありませんが、学校でいる時くらい自分を強く大きく見せようとしていたのだと思います。

そういった家庭での環境や、当時、同級生の中では身長が大きいという身体的な特徴もあり、同級生のことを「幼いなこいつら…」と、上から目線だった痛いやつでした。
そうなってくると当然、弱い自分を見せるのは良くないことだという、ある種の感情の蓋のようなものを作ってしまっていたのだと思います。

マツケンサンバが踊れなくなったのはいつからだろう

一方、家では当時流行っていたマツケンサンバをノリノリで踊るくらいには調子のいい子で、親の前でも何にも気にせず披露していました。
しかし、いつのまにかそのマツケンサンバが踊れなくなってしまっていたのです。
先述した「幼いなこいつら…」の時期だとは思いますが、時系列ははっきり覚えていません。

それ以来、人前で自分を思いっきり表現するということに苦手意識を持つようになります。(例を挙げるとするなら、合唱部の助っ人として活動していたわりに、カラオケが苦手でした…今ではだいぶ慣れましたが。)

重い蓋のされてしまった感情は、そうやって目に見える形で行動にも影響を与えていたのだと思います。

RADWIMPS「やどかり」に見る生き方

オナラが恥ずかしくなったのはいつからだろう
涙隠すようになったのはいつからだろう
嘘をつけるようになったのはいつからだろう
裸が恥ずかしくなったのはいつからだろう

そうやって守りぬいたこの僕も 結局最後は消えてしまうのに

曲の冒頭の歌詞が、そんな私の経験を表しているのではと胸に響きました。
誰しもが通っていく道なんだろうけど、「特にこれまでの恥ずかしいという感情は、一体私の何を守ろうとしてきたのだろうか。」
そんな問いを突きつけられたような気がしました。

結局最後は消えてしまうのだから

語る想い出ができたのはいつからだろう
失くせないものができたのはいつからだろう
二度と「今」は来ないと知ったのはいつからだろう
知らないことがあると知ったのはいつだったろう

そうやって手にいれた いくつもの何かを 遺して僕は消えゆくけど

だから せめて今は持って行こう 抱えきれないほど持っておこう
そのすべてが今のこの僕を 形作っているものだから

そのすべてが 今ここに僕が 存在したことの証だから

先ほどの問いに答えるならば、「社会で生きていくにあたって、他者と適当な距離感で、ほどほどの挑戦をしながら過ごすには、恥ずかしいという感情がうってつけの装備だった。」ということです。
人からどう見られるかをしっかりと意識して生きていくことで、自分が過度に傷つけられる場面を最小限にしてこれたのだと感じています。

でも、30歳を目前に改めて感じるのは「人生一度きり」だということ。
そして自分という存在をしっかりとこの世に刻むためには、これまで蓋がされてきた「感情」と向き合うことが必要でした。

講座を通して、その経験をできたことがこれからの人生に大きな影響を与えてくれたと感じています。


皆さんは普段、自分の感情とどれくらい向き合って生活をしていますか?

私の蓋は、なかなかすぐには外れてくれませんが、徐々に解放されつつあるように感じています。(効果的があるのかわかりませんが、小説を読むようになりました。あとは苦手意識のあったカラオケに行く回数が増えて歌うようになったことも大きいかもしれません。知らんけど。)

いい意味で感情が溢れまくっているという方は、ぜひその秘訣を教えていただきたいです。笑
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

※現在、コーチングの有償クライアントを募集しています。
少しでも関心のある方は、ぜひDMなどで詳細を聞いていただければと思います。コーチングではありますが、「教育」に携わってきた経験や知識はお伝えできるかと思うので、特に教育関係者の方に届くと嬉しいです。


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