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どこまでつなぐか?

タイトル通りなのですが、どこまで繋げるのかについて考える機会がよくあります。

「どこまで繋げるのか」の意味は広く、そして浅いものから深いものまであり、すべての事例について書くことは到底不可能ですが、今日はその中でも運営している媒体についてどこまで繋げるのかについて少し掘り下げてみます。

他の人と共同運営しているものや、JV(ジョイントベンチャー)として手掛けている媒体を自分の媒体と積極的にリンクさせないのは当然のことなのですが、私はいつも自分の名前が載った媒体についても繋げないことが多いです。

ここ最近話題に出しているラジオ配信サービスのstand.fm、こちらについてもこれまで完全に独立させた媒体としてひっそりとやっていました。

なにか繋げることで、やましいことや不都合があるわけでもありません。

なぜなら、自分の名前を出しているからです。そもそも繋げる気がないのであれば、全く別の名前で運営しています。

だから、どこかのタイミングで今繋がっている媒体たちの中に放り込むのですが、これまで繋がる時期を自ら決めることなく、自然とその流れになることばかりでした。

例えば、本日の話でいうとnoteで知り合った方とのコラボ配信により、このnoteアカウントとstand.fmアカウントが繋がりました。そう考えると、いつかどこかのタイミングで繋がるのでしょうが、問題は「なぜ始めから繋げないのか」という点です。

私自身、新しいサービスに対して参入するのは比較的早い方だと思っています。どのような媒体なのか、何ができるのか、今の自分の仕事に繋がるような使い方ができるのか、などを知りたいからです。

ある程度、サービスを個人として試してみて、先が見えるようであれば複数のアカウントを作成し、ビジネスとして展開してみる。もしうまくいかなければ早めに見切りをつけて、撤退することをやっています。

これまで何度か書いたことがあるのですが、私はnote上でも複数のアカウントを所有し、今でも継続して運営しています。今見てもらっている、このアカウント以外は完全にビジネスとして取り組んでいるアカウントです。(今のこのアカウントはほぼ趣味扱い)

その中にはJVとして他社との共同運営しているアカウントもあり、それらは一生私のこのアカウントと結びつくことはないでしょう。

そのように、まずは自分の趣味&偵察がてら、新しいウェブサービスを試すことが多いです。

stand.fmに関しては、その点ビジネスの選択肢として残っていかなかった媒体になります。厳密に言えば、ビジネス100%として取り組むような媒体ではなく、ビジネス50%個人ブランディング50%で運営していくことがベストだと思える媒体でした。

ただ一点問題なのは、ビジネス50%個人ブランディング50%で力を注げたとしても、stand.fmの場合は音声データが手元に残らないという致命的な欠点があります。何かあった時に全てがパーになるってことです。

これが趣味だったり遊びの範疇だったらいいんですが、そこにビジネス要素が加わる場合にはちょっぴり厳しい。

それならば、初めからポッドキャスト等で音声メディアを運営していく方が、何かあった時にリスクを回避することができます。

つまり、ある程度自分で試して感触があるものに関しては繋げていくけど、そうではないものは繋げないまま自然消滅させていることになります。そのため、ラジオ配信の中でもstand.fmは繋げる気はあるけど、ラジオトークに関しては繋げる気がない、そんな状態です。

何が言いたいかっていうと、繋げる繋げないは自分の中でのさじ加減があり、必ずしも全てを繋げることが得策ではないってことです。

専門的ジャンルに絞り込んでビジネスを展開しているのであれば繋げた方がいいと思いますし、逆に繋げない理由がないです。

ただ、私のように雑食系でジャンルを乱立させ、横に広げていると同時に、そこに適任者(JV)を見つけて深く掘り下げていくというビジネス展開をしている人にしてみれば、全てを繋げることでデメリットの方が多くなります。

私の全てを知りたいという、そんなモノ好きな人はいないでしょうから(笑)、聞かれれば答えますが自らあえて話すこともないのかと思います。

例えば、私の今このnoteのアカウントに男女関係の話や夜の世界の話を投下しだしたら、ビックリしますよね。それと同じような感覚です。

それでも、もしあなたが自分のキャラクターを前面に出してブランディングしていきたいと考えているのであれば、複数の媒体を積極的に繋げた方が認知されるスピードはめちゃくちゃ早くなります。それは間違いないです。

ともあれ、どのような方向性に向かいたいのかの具体的なイメージは今すぐできなくとも、ある程度の道筋は考えていた方がいいですね。

それでは。

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