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超新星爆発がパルサーを発射


Pulsar J0002

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今から10000年前、超新星爆発が起きた。
その超新星爆発を起こした星は、自分自身を吹き飛ばしただけでなく、中性子星(Pulsar J0002)を作り、なんと、これを秒速1000Kmものスピードで、放り出してしまった。その結果、この中性子星は、我々の銀河から脱出しつつある。

ただどうして、超新星爆発で、その核である中性子星がこのように放り出されるようになったかは、謎。

写真のシャボン玉のように見えるのが、超新星爆発の残骸で、そのシャボン玉の左側45度から伸びているのが、この放り出された中性子星(Pulsar J0002)の航跡。

中性子星は質量が太陽程度、直径20 km程度で、密度は109 t/cm3ととんでもなく重い。

この中性子星(パルサーPulsar J0002)は、1秒間に8.7回転しており、この周期は非常に安定しており、宇宙の灯台とも言われたりする。

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