星空に話す
「昔、夏休みに親父と一緒に来た時も、こんな空だったな。」
「ああ」
・・・・・・
「流れ星が、いっぱい見えて、星が全部降ってくるんじゃないかと、ビビったよ。」
「はは・・」
・・・・・・
「地上と違って、星の数がすごいよな。それにギラギラしてるもんな。」
「う〜む」
・・・・・・
「あのアンドロメダ銀河、250万光年先にあるんだぜ。」
「遠いな。」
「あの光、250万年昔のだぜ。」
・・・・・・
「百年後、今地球上で生きてる人、誰もいなくなっているよな。」
「まあな。」
・・・・・・
「くよくよ悩むのがバカらしくなってきたよ。」
なんて、光景だろうか。
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