赤いオーロラ・大マゼラン雲・小マゼラン雲
ニュージーランド で2022.3.14撮影されたオーロラ。
地平線が黄色く輝き、その上に赤いオーロラが輝く。
さらにその上には、大マゼラン雲、小マゼラン雲が青く輝く。その右には、天の川の星々。
絵画かと思うような風景だ。
ニュージランドは、比較的緯度は高いものの、空気の透明度が高く、極地(南極)に出現するオーロラよく見えるらしい。
遠く、南極方面に出現するオーロラを見るため、我々がよく見るオーロラのように、天空から下がる光にカーテン状ではなく、このように屏風状に見えるという。
オーロラは、地表から100Km〜500Km上空で発生する。
太陽風が地球の大気に衝突して、大気の原子を発光させる。
この発光させる原子の種類によって、オーロラの色が異なる。100Km〜200Kmでは、酸素原子が発光し緑色になる。
その上では、赤色になる。
ニュージーランドから見ると、オーロラの低いところは地平線で隠れ、高い高度のオーロラしか見えないので、このような赤いオーロラが見えることになるのだ。
オーロラを見るためには、フィンランドなどの北欧に行かなければならないと思っているかもしれないが、ニュージランドは、穴場かもしれない。
北欧ほど寒くないし、日本から近い。
いかがか。
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