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30Kg太ったら・・・


ベスト体重より30Kg体重が増えた人の減量について、アドバイスした。
食事の取り方と運動の仕方がメインだ。

食事については置いておいて、運動については、とにかく歩くことを薦めた。なぜなら、体重が30Kg増えた体で、歩くことは、30Kgのウエイトを担いで歩くことと同じだから、それだけで筋トレにもなる。

しかし、なかなか歩けないようだった。
最初は20分でいいから、そこから時間を伸ばして、45分歩けるように頑張ってみるようにと言ったのだが、続かないようだった。

大変だろうとは思ったが、実は、どれくらい大変か理解していなかった。
私はそんなに体重が増えた経験はない。増えたとしても、せいぜい10Kgちょっとだ。30kgの重さを甘くみていた。

実は、戸外でのトレーニングでウオーキングをするのだが、どうもイマイチの気がしていた。
なぜなら、こんな風景や

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こんな風景が目に入る。

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そうしたら、どうしても足を止め、見惚れたり、写真に撮ったりする。
結局、ウオーキングといいながら、散歩になってしまう。
まあ、散歩でもいいと言えばいいのだが、私としては物足りない気がしていた。

そこで、ウエイトベスト(正式名称は知らない)を着て歩くことを思いついた。

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重量はウエイトだけで、15Kgある。それにジャケット本体と、リュック(水とか着替え等が入っている)を加えると20Kg弱になる。

これなら、そこそこ負荷をかけるから、散歩でもよかろう。

やってみた。
まず、上半身にくる。
つい俯き加減になり、姿勢を正しく保つのが難しい。

下半身も、歩き方を間違えると、膝にくる。
ちなみに膝を痛めるというと、膝の関節のことを思うだろうが、膝の痛みのほとんどは、膝の上下、特に上の筋肉の問題だ。

だから、大腿筋あたりを手当てしてやると、膝の痛みは取れる。ヒアルキンサンがどうとか、軟骨成分がどうとか、ほとんど関係ない。

1時間半ほど歩いたが、どっと疲れた。
心地よい疲れというのではなく、泥のような疲れとでもいうようなもの。
バーベルのバーの重さが、だいたい10Kg 程だから、バーを2本担いで歩くようなものだから、まあ当然と言えば当然。

下半身よりも、上半身にくる。
背筋や腹斜筋を鍛えてないと、姿勢がグダグダになる。
15Kgでこれだから、30Kgだったら、これはキツかろ。


でも、逆に考えれば、30Kgオーバーの人は、これに耐えれば、歩くだけで、足腰はもちろんのこと、上半身も、普通の人より鍛えられる事になる。

やり方はこうだ。

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