黄昏の我が地球
390km上空から見た、地球の黄昏時
私は、黄昏時が好きです。
どんなに頭が過熱し、思いが乱れ、心がささくれだっていても、黄昏時は不思議と落ち着く。ちょうど、昼と夜の綱引きの力が均衡を保つような感じで、心が凪ぐ。
ところで、昼と夜の間には、明確な1本の線のような区切りはない。
当たり前と思うかもしれないが、本当にそうか。
太陽の光が届いているところは、明るく、届かないところは暗いのでは。
だから、明暗の区切りは、はっきりするはずではないか。
でも現実は違う。
なぜか。
地球には大気があるからこうなる。
太陽の光が大気中で散乱して、本来暗いところも明るく見え境界が曖昧なものになるのだ。
我々は、大気があることによって、黄昏時という曖昧な、凪いだ時を過ごすことができるのだ。
追伸
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