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ロードバイク3回目

晴れた。
よし、ロードバイク出陣。
でもなかった。

午後から、司法書士会の研修があるので、午前中早めにトレーニングに出かけようと思っていたが、実際は知人からの電話で起きた。

まだ、トレーニングと思っているので、バイクに乗りたくてしょうがないと言う状態ではないのだ。

しかし、前回落車および寒さで指先が麻痺した反省から、防御を完璧にした。

まず、落車対策として、短パン素足ではなく、ズボン着用とプロテクターを用意した。
これだ。

運動具店でプロテクターを欲しいと言ったら、肘、膝、手の甲の3点セットになっていた。

全部装着すれば万全だろうが、手の甲用はハンドルが握りにくくなる。肘は今回装着しなかった。
したがって、こんな感じ。

プロテクターを装着していると、ヨメ・ハン皇帝に見つかった。

それは何じゃ。

プロテクターでござる。
転んだ時に膝を痛めないための防具であります。
これだと硬い路面に激突しても、なんともないのであります。

そう言って、テーブルのヘリに膝をぶち当ててお見せた。

汝はアホか。
はっ?

普通は、転ばぬように乗るものであろうが。あるいは、転ばぬようになってから、走るものじゃろうが。
転ぶことを前提にしてどうする。

お言葉ながら、転ばぬようになるためには、どのような状況になったら転ぶかわかっていなければなりませぬ。
ですから、ここからは転ぶ、ここまでは大丈夫と言う限界をしっかり把握する必要があるのです。当然その過程で、転ぶこともあると考えるべきです。

何をしち面倒くさいことを言いおる。
そんなことは、いちいち確かめずとも自ずとわかるであろうが。

それは、陛下のような運動神経の卓越された方の場合。
吾輩のような凡夫は、恐怖と闘い、血と汗を流して初めて獲得できる境地なのであります。

他に、指先が凍えるのに閉口してこれを買った。

内側が毛張になっていて、尚且つ防水。
風を受けても指先が冷たくならない。
ただ少し、大きめだったので、指先に遊びが出てしまった。

それから、もう一つ、これも装備した。

自転車スタンド。
自転車を立てかけておくためのものである。

ロードバイクには、普通の自転車のようにスタンドがついてないのだ。
だから、壁か何かに立て掛けるか、ゴロンと転がしておくしかない。

横に転がしておくのは、場所をとって我が家の狭い玄関では論外。

そこで、使わないときは畳んで置けるからと言うので、ショップでこれを購入してあった。

コンパクトでいいのだが、これは、車輪の軸受にある穴に、上の写真で開いている部分を押し広げ、両脇にある尖りを車軸にある穴に差し込み止める方式なのです。

この尖りを軸受の穴にピッタリ差し込むのが手間なのです。
慣れていないのが原因だろうけど、なかなかぴったりはまらない。トンガリが他のところに擦れたりして車体が傷つかないよううまく広げ、フィットさせなければならない。

出車するのも入車するのも面倒。
バイクに乗ろうか、でも、あの面倒なスタンド操作・・・
これがかなりのストレスになる。

バイクに乗るのが、楽しくてしょうがない、あるいは好きでしょうがないと言うのではない。
楽しくてしょうがない、好きでしょうがないレベルに1日も早く到達しようとしている段階だ。

正直萎える。
そこで、面倒な操作は一切いらず、ひょいと車輪を置くだけでいい上のスタンドを購入したのだ。

これは、縦に置くことも、メンテナンス用に車輪を浮かすように吊り下げることもできる、優れ物だ。

いろいろ出費は痛いが、これで心が折れて、バイクを玄関の粗大ゴミにすることを考えると、買うべきだと判断。


以上の装備のもと、今日は40分ほどかけて、海浜公園に出かけ、トレーニングした。

途中一般道を走るのだが、なるだけ交通量の少ない道を選び、交通量の多い道は、極力歩道を走った。

気づいたこと。
歩道は、砂や小石その他のものがあったり、また、歩道がクロスする道路との間は、多少なりとも段差があって、走りづらい。

公園は、天気が良く気持ちが良かった。


ここで、急ブレーキをかける練習。
大体感覚がわかった。
しかし、問題点も見つかった。

ブレーキの効きが悪いのだ。
人差し指と中指の2本でブレーキをかける。
かけにくい。

慣れの問題なのかブレーキハンドルの位置の問題なのか。
特に前輪のブレーキの効きが悪い。
同じ力を加えても、後輪のブレーキより効きが悪いので、これは、おかしい。

今度ショップに持ち込んで相談してみよう。

他に、舗装されてないところなんかも少し走ってみて感覚を調べてみた。

とまあ、なんてことをやっているうちに昼近くになった。

午後から研修がある。
帰ろっと。

夜。
夕食後、夜間走行に挑戦。

家の近くは、準工業地域。
夜間の交通量はさほど多くない。
その中でも、住宅地域を選んで走ってみた。

前にヘッドライト、後ろには赤い警告灯を点滅させながら走る。
意外といける。
周りの風景等を楽しむことはできず、黙々と走るので、そんなに楽しくはないが。

それより驚いたのが、バイクで走る事の効用。
走る前の血糖値が食後のこともあり、136あったのが、50分程の走行後測ったら、96だった。

ウオーキングや筋トレで、これだけ下がるのは、稀だ。

血糖値が高くなるの原因は2つあるという。
一つはインシュリンが出ない。
もう一つは、インシュリンが出ても、その効果が効きにくい。

私の場合は、インシュリンの出方そのものには、問題ないそうだ。
となると、インシュリンが効きにくいと言うことだが、なんと運動すると効きだす。

と言うことは、運動しないとまともに体は働かないと言うことになる。
どうも楽隠居なんて生活は望めないと言うことのようだ。

ちょと憧れていたんだけどなあ。

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