爺婆の鍛錬・・・有酸素運動

爺婆が体を鍛える時(爺婆に限らないが)、必須なのが、有酸素運動だ。
これなくして、筋トレとか無意味(爺婆にとっては)とさえ思う。
だからと言って、ハアハア息を切らしながら耐えるようなことはしていけない。それは、有酸素運動ではない。

ハアハア息が切れるのは、酸素不足になっているのだ。
つまり、無酸素運動に近づいているのだ。
これをやってはいけない。

コツは、気持ち良くなるように有酸素運動をすること。
と言っても、チンタラやるのではない。
チンタラやったら、苦しくもないが、気持ち良くもならない。

気持ちいい状態の時は、ドーパミンとかセロトニンとかが出ていて、これが心身を整えてくれる。

だから、有酸素運動は、気持ち良くならないといけない。

軽く走ってもいいが、おすすめは歩くこと。
もっと、おすすめは、ジムのトレッドミルを使って歩く。

理由は二つある。
一つは、走るより、歩く方が色々調整がしやすいこと。
もう一つは、トレッドミルの方が、強度の調整がし易いし、運動に集中できることだ。

気持ちいい状態になるには、運動の強度を調整しなければならない。
おすすめは、速度で調整するのではなく、トレッドミルの傾斜で運動の強度を調整する。

スピードで調整するよりも、かける負荷を傾斜で調整する方が、微調整しやすい。それに足の筋トレにもなる。

自分のフォームが崩れず、且つ辛くなる一歩あるいは1歩半手前のスピードで固定し、あとは傾斜で微調整する。
これがやり易い。

そして、自分の体と精神に集中して、気持ち良くなるように微調整する。
大体、15分から20分位で、気持ち良くなってくる。
ならない時は、強度が強すぎるか、あるいは、反対に弱すぎる。

これを常に意識して(気持ち良くなることを)、40分歩く。
(当然かったるいと感じたら、強度を上げ、苦しいようなら強度を下げる)

さて、40分を過ぎたら、これからの5分間は、勝負。
1分毎に、傾斜を0.5づつ上げていき、43分過ぎたら、30秒で0.5上げる(つまり、43分で0.5、43分30秒で0.5上げる)。44分からは、15秒毎に、傾斜を1上げて、45分過ぎるまでやる。

これは、きつい。
当然、それまでの有酸素運動ではなく、無酸素運動に入り込む。
しかし、これが貯金になって、体力がついてくる。

このやり方だと、体力がつくのはもちろん、運動を継続し易い。
なぜなら、40分間はとにかく、気持ちいいことをやるのだから、運動することが楽しいし、待ちどうしいくらいになる・・・かな。

最後の5分は、苦しいが、これをやり切ると、全身汗びっしょりになると共に、達成感と爽快さがついてくる。
これがまた、気持ちいいし、気力も湧いてくる。





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