食事は本能のままに食べるのがいい・・・・・ただし


美味しいものは体に良い。

ただし、必然的に食べ過ぎるようになる
そして、体を壊すようになる。

では、どうすればいいか。
答えは、分かっている。
食べ過ぎない。適量を食べる。 これだ。


問題は、どうやってこれを達成するかだ。

腹八分という言葉がある。
これを守っていれば、まず問題ない。

美味しいものが目の前にある。
本能は食べたいと言ってくる。
食べてしまう。

あるいは、カロリーコントロールをすると言って、毎食、これは何カロリー、あれは何カロリーと計算しながら、食べるという方法もある。

できますか。
数日間ならできるかもしれない。
しかし、長期にわたって、やり続けるのは無理です。普通の人には。

大体、これは勝負論的に考えても無理がある。
食べたいというのは、本能。
食べないでおこうというのは理性。
本能と理性の戦いになったら、本能の方が有利に決まっている。

だってそうだろう。
本能は、数百万年の蓄積。
かたや、理性は、精々数十年。
鍛錬の量が違いすぎるじゃない。

じゃあ、負けを認めてボロボロになって死んでいくか。
い や だ !

なら、勝つ方法を考えるしかない。
勝負は、相手の弱いところに、自分の強いところぶち当てていくのが鉄則だ。

本能は長期戦に強い。当たり前だ、数百万年それでやってきたのだ。
対して、理性は、短期戦仕様だ。
思い当たる節があろう。一時的に高揚して、わ〜とやるけど後が続かないという経験が。

これで行こう。
勝負を短期戦に持ち込むのだ。

ずっと腹八分目という長期戦をやろうとするから、負けるのだ。
勝負を1日の短期戦にする。
1日の勝負なら、理性でも勝てる。

具体的には、1日一食にする。
その一食は、好きなもの(本能・体が求めるもの)を好きなだけ食べる。
甘くても、辛くても、苦くても、なんでもOK

ただし、この一食以外、絶対に食べない。
辛いと言っても、1日だけだ。
我慢は1日。1日たてば、好きなだけ、好きなものを食べられる。
これなら、毎日、勝負はリセットされ、1日勝負に持ち込める。

好きなだけ食べて大丈夫か。
心配要らない。
どれだけ頑張っても、一食で3食分は食べられない。問題ない。

好きなものを食べていて問題ないか。
心配するな。
好きなもの=体が欲しているものだ。
数百万年の経験者に任せておけばいい。

大体、1日一食だと猛烈に腹が空く。
飢餓状態に近くなる。
つまりは、生命の危機と体は受け取る。

生命の危機となれば、体は何をするか。
その時、体を維持するために、一番必要なものを欲しがる。
余計なものを欲しがる余裕はない。

うまくいくだろう、なっ。






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