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イリノイの農家の夜空

https://apod.nasa.gov/apod/ap210311.html

3月の初旬、イリノイの農家と日没後の空。
絵画のような風景だ。
私は、パソコンの壁紙(1分毎に変わる)に入れてある。

地平線から、天空に向かって黄道光が光る。
黄道光の先には、火星とプレアデス星団が見える。

黄道光というのは、太陽を回る地球の軌道上にある、チリが太陽の光を反射して、明るく見える現象だ。

従来この、地球軌道上のチリというのは、彗星等の撒き散らしたチリが残ったものだと考えられてきたのだが、いや、これは火星と密接な関係があるのではないか、と近年言われている。

というのは、地球から木星に向かう探査機ジュノーが、惑星間のチリをたまたま検出した結果を分析したところ、このチリは、火星起源である可能性が高まったとか。

へえ、まだまだ、宇宙にはわからんことというか、従来考えられてきたことと、違うことがあるのだなと、改めて思う。


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